COLUMN

 2001年回顧&総括
 今年はなかなか元気な一年でした。   01.12.24



 年末なので、今年の振り返りと総括を自分なりに(手前味噌とも言いますけど)。
 ぶっちゃけて言ってしまえば、今年の僕はまあよく頑張ったかなぁ、と思ってます。
 仕事だとかプライベートだとか人間関係だとか社会的役割とか、いずれも完璧ではないし、よくできたというほどの出来ではないのだけど、まあよく頑張ったなあ、と。

 言い換えれば、意志的に努力したなぁ、ということ。上手にはできなかったけど、こうするべきとか、こうありたいとか、そんな自分なりのモデルに近づこうとはしたというか。
 まあ流されたり、引っ込み思案という名の自己満足に陥ったりしなかった、という意味では、自分なりに一応「頑張ったね」という年でした。

 そして、そんなふうに頑張れたということは僕が一年間(多少の波はあったにしても)元気だったということなわけで、そのことが僕にとっては一番嬉しいことです。
 一昨年の低〜い精神状態から復活して、本当に元気に戻ったという証なわけですから。

 元気でいれば、これから先色々あるだろう事件や修羅場にも、きっと何とか対応していけるだろうと思えるし。(僕は面倒臭がるタイプではないので)心にエネルギーが満ちていれば、仕事にもプライベートにも精力的になれるわけで。
 とにかく、こんなふうに復活できたのは(自分も含めて)僕の周囲にいるすべての人のおかげです。
 というわけで年末に感謝の気持ちを。
 みなさんのおかげで「元気」です。ありがとう。


 それから仕事について。
「今年はつべこべ言わずに働くぞ」というのが年頭の宣言だったのですが、うーん…。
 まあ、まあ働いたといえば、働いたかな。昨年に比べれば、仕事の量的にも質的にも、まあ頑張ったと言えなくもないし。とりあえずぎりぎり及第点といったところでしょうか。

 そんな中で「原稿 of the year 2001」(!)を自分なりに選ぶとすれば、年頭にやった人物モノ「中村雅哉氏」(プレジデント)。
 たぶんここ数年の仕事の中でも、テンション、没入度ともにかなりのもので、原稿自体は100%じゃないけれど、自分にとってちょっとしたメルクマールになる作品だったと思います。

 あとはストライカーで現在も連載中の「日本代表物語」。
 もともと編集T君が僕のキャラクターを理解してくれて始まった企画で、かなり自由奔放にやらせてもらっている分、サッカー日本代表を対象にしながらも、僕自身について吐露している部分も実は多く、これもやはり将来的に思い出深い作品になるはず。何より書いていて楽しい。
 これをベストにしてもいいのだけど、連載は来年も続く(はず)なので、これは来年のノミネートに回すことにします。

 もっともサッカーの仕事に限れば、思っていたほどの盛り上がりが今年はまだありませんでした。それでも来年はいくら何でも忙しくなるはずで(「忙殺」くらいを期待しているですが、さて?)、あと半年間は「つべこべ言わずに」を継続して、働くつもり。
 そして、現在の目論見としては(来年の話になってしまうので、鬼に笑われそうだけど)、ワールドカップ後、少し落ち着いたら、リセットボタンを押して、もう一度本当に自分がやりたいこと、自分に合った仕事の方法、また、やらなければならないこと、をきちんと考え直してみようと思ってたりします。まあ、それはまだ先のことですが。

 テーマ変わって、さっき思いつきでやった勢いで、「Book of the year 2001」も選んでみるとすれば…。
 やっぱり『不自由な心』白石一文かな。
 白石一文氏は去年も『一瞬の光』でベスト1と買いたような気がするので、2年連続。何だか芸がなくてちょっと気が引けるけど、いいものはいいのでしょうがないですね。
 あと『上海ベイビー』も予期していたのと全く違うテーストで、僕にとっては嬉しい誤算的に面白かったです。ちなみにいま読んでいるサローヤンもすごくいいのですが、ここのところのペースでは年内には読みきれなさそうなので、これまた来年回し、ということに。

 などなど偉そうに言っていますが、今年読んだ本は20冊に満たないというテイタラク。
 この仕事を始めてからの読書量の低下(
20歳ごろ僕は一日一冊という無謀なノルマを課して本を読んでいた。1年365冊は読めなかったが、当時は年に300冊くらいは読んでいたと思う)は、これこそ本末転倒というか、結構なジレンマとなってます。
 特にサッカー関係の仕事をするようになってからは、専門誌・スポーツ誌などに目を通すだけでも随分大変になってしまって、もう目もあてられません。
 なので、もし何か面白い本があったらぜひ僕に教えてください。

 ついでに「Movie of the year」も選んでしまうと…。
 これは相当迷うところ。いい作品が多くてなどという高尚な意味ではなくて、僕自身が映画に造詣がないので。
 でも今年僕が見たなかでは選ぶとすれば、『樹の上の草魚』『どら平太』『ナビイの恋』『ザ・ビーチ』『恋する惑星』「ファイトクラブ』あたりが印象深いかなぁ。
 その中で、うーん、思い切って意外なところから、選んでしまおう。
『どら平太』! 市川昆監督、役所浩司主演の時代劇を、僕にとってのベスト映画2001にしたいと思います。

 最後にもう一つ。やはり今年の回顧で、あの事件について触れないわけにはいきません。
 僕の知人も言っていたことですが、あの9月11日、NYの世界貿易センタービルに飛行機が突っ込む映像は、一生忘れられないと思います。
 阪神大震災が「17歳」の犯罪に影響を与えたという説があるのだけど、あの事件が現代の人々にマイナスの作用を起こしませんように、と祈らずにはいられません。

 というわけで、みなさま、2001年どうもありがとう。
 2002年もよろしくお願いします。




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