COLUMN

 [W杯旅日記4]  さいたま       02.6.4

 いま6月4日、夜中2時です。
 今日は日本代表の今大会初試合が埼玉スタジアム2002でありました。
 結果はご存知の通り、2対2の引き分け。「内容」的にはいろいろな感想はありますが、「結果」については史上初の勝ち点「1」、それも0対0ではなく、点をとっての2対2の引き分け、なのですから、何がどうであれ前進・進歩です。
 日本サッカーがワールドカップへの挑戦を始めてから48年。ようやく勝ち点を挙げた記念すべき日となりました。

 そして、もう一つ記憶に残るのは、埼玉スタジアム2002を埋めた観客の皆さんが醸しだした空気。
 不覚にも僕は君が代のあたりと、鈴木と稲本のゴールが決まったあたりは、涙が湧き出てしまった。こぼれないようにこらえるのが大変でした。

 正直言って、ドーハとか、フランス予選とか、ジョホールバルのように、感動して涙が…なんてことがここのところすっかりなくなってしまっていて、今日だって試合を見ることに関しては、かなりクールだった。
 でも、あの時のスタジアムの空気は、やばかった。やはりあれだけの人の思いが詰まると、理屈ではなく、心の琴線と涙腺が刺激されるようで。

 それにしても選手たちは冷静だな。あまりに冷静で、さみしくなるほど。
 今日も試合後のミックスゾーンでは、本当に普段通りの顔が並んでいました。周りは興奮しているけど、選手たちはいたって普通。
 これも、いま風かも。

 今日は、試合後、知人の車で送ってもらって帰宅しました。だから、随分楽だった。
 おまけに帰りにラーメン屋に寄って、ラーメンと餃子とビールまで。
 考えてみれば、ワールドカップが始まってこんなふうに普通にメシを食べることがほとんどなかった。大抵はプレスセンターのサンドイッチか、何も食べないか。コンビニ弁当すらほとんど食べてないような。
 ま、最近デブ傾向にあるので、この機会にやせられればありがたいことなので、それは無問題ですが。

 というわけで、これから原稿を書いて、寝ます。
 明日は茨城。ナイターなので、昼まで寝れる予定。睡眠不足の方は大問題なので、これはかなり嬉しいです。
 そして鹿島からそのまま韓国へ行きます。




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