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 [W杯旅日記 8]    ソウル−大阪         02.6.12

 いま6月12日、午後10時すぎです。山陽新幹線のなかにいます。
 今朝、ソウルを発って、関空へ飛び、そこからJRで長居スタジアムへ行った帰りです。
 関西空港から長居までのJRにはイングランド人がたくさん乗っていて、女子高生たちが驚きの声をあげていました。
 そして長居駅でたくさんの人たちが降車するのを見て、「ええなぁ。私たちも見たいなぁ」。
 大阪の人たちはストレートで好きです。東京では内心はどうであれ、そんな声をあげたりしない。

 長居スタジアムではイングランドがとナイジェリアと引き分けました。ものすごく暑い一日で、両チームの動きも、かなり悪かった。
 加えて、グループリーグも最終節に入り、それぞれ「突破」のための計算をしながら戦っているので、当然パフォーマンスは落ちてきます。
 今日のイングランドに関して言えば、アルゼンチン対ナイジェリアを横目に見ながら、引き分けでも十分、という戦い方をしていた。
 ちなみにイングランドのベンチには、逐一、宮城スタジアムでの試合経過が知らされていたようです。

 それにしても昨日のフランスに続いて、今日はアルゼンチンがグループリーグで敗退しました。優勝候補筆頭の両国が、これで日本と韓国を去ることになった。
 口の悪い僕の仲間たちは、「もう一度最初からやり直した方がいいんじゃないの」「世界的には、もっとも記憶に残らないことで記憶に残るワールドカップになってしまう」などなど、愚痴が出ています。
 確かに優勝候補がバタバタと負けていく大会を見せつけられては、その欲求不満の矛先が日韓に向かないとも限りません。ヨーロッパの人たちが「アジアでなんかやるからだ」と言い出す可能性はかなり高い。
 もちろん別に日本と韓国が悪いわけではないのだけど、確かにワールドカップらしくない大会になりつつあるのは事実。ちょっと複雑な気持ちです。

 それにしても、それにしても…
 日本は暑いですね。たった2泊3日韓国へ行っていただけで、こんなこと言うのも何ですが、かなり暑いです。
 これはグループリーグを日本で戦ったチームにとっては辛い状況になりそう。韓国に滞在していたチームの方がより好コンディションで、決勝トーナメントを迎えられるのは明白。
 となれば、ブラジルか? なんて僕は思ったりしてます。

 さて、茨城や札幌ですでにワールドカップが終わってしまった一方で、大阪は今日が開幕戦でした。とはいえ、長居はこれまでにも代表の試合をしばしばやっていたわけで、ノウハウはあるはず、と思っていたのですが、残念ながら…の運営でした。
 メディアの間からも相当ブーイングが出ていた。やはり、国際Aマッチとワールドカップは別物ということなのでしょうか。
 大阪らしいワールドカップをやってくれれば僕は何も文句はないのですが。

 いま新大阪から博多へ向かっています。明日、大分へ行くので、今晩は福岡の実家に泊まります。
 久々の福岡なので、友達とも会いたいのですが、どうやら博多着は深夜になるみたいで。




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