COLUMN

 [W杯旅日記 10]    大分−神戸        02.6.17

 いま6月17日、午後5時すぎです。新神戸駅からスタジアムへのメディアバスのなかにいます。
 昨日は大分スタジアム「ビッグアイ」で、セネガル対スウェーデンを見た。猛暑の中で、しかも僕は前日徹夜だったので、コンディションは相当悪かったのだけど、延長になってからのスリリングな展開で、すっかり目を覚まさせてもらった。
 それにしてもセネガル。見ていて楽しいチームです。コンビプレーと個人技が、ともにはっきり主張している。個人という点では「11」ディウフと「7」カマラは相当魅力的。あのスピードとテクニックは必見です。

 ところで昨日の朝、羽田から福岡空港について、地下鉄で博多駅へ移動してみたら、博多駅のホームは人がいっぱいで、それも乗車待ちの列がまったく整理されていないから、一体どこが最後尾なのかもわからない始末。
 駅員さんにきいてもポイントをはずした答えしか返ってこないし、あげくの果てには「どこが最後尾かは私にはわかりません。探してください」。
 僕は、とっても大人なので、笑顔で流しましたが、周囲の人たちの中には切れる寸前の人もいた。

 博多駅に関しては、さらにひどい、というか責任感のない対応もしていた。
 ホームに人が溢れているので、さすがにまずいと思ったのか(それでも駅員を増員したのかどうか。新潟でもどこでもホームにはたくさんの駅員さんが出て整理し、笑顔で対応していたというのに、ここではホームに駅員の姿がほとんどなかった)、こんな場内放送をはじめた。
「次の『ソニック』をお待ちになっても乗れないことがあります。小倉駅まで行けば、小倉発の『にちりん』がありますから、そちらをオススメシマス」
 僕はそのアナウンスにのって、小倉駅まで行ってみたら、小倉発の「にちりん」まではなんと1時間近く待つのである。
 要するに、博多駅が人がいっぱいで、しかも自分たちがろくな誘導も整理もせず、あげくの果てに、とりあえず「ここから人を少しでも減らそう」という目論見だったことは明らかである。
 まったくひどい話だ。ちなみに小倉へ向かう列車の中で、車掌さんに「小倉発のにちりんは何時発で、大分には何時につきますか?」ときいたら、随分面倒くさそうに「とりあえず検札をしなければならないから、後で教えてあげます」。
 彼は博多駅でそんなアナウンスをして、客をよその駅へ送り込んでいることを知らなかったのだろうが、それにしても、不愉快感は相当に高かった。

 それでも博多駅の状況がわかっている僕は、小倉駅の「にちりん」のホームで待ち、結果的にそれに座ることができた。でも、その時点でも小倉駅では博多発の「ソニック」に乗ろうとと待っていた人が、別のホームにはいっぱいにいたのだ。 もちろん「ソニック」は博多ですでに満員(というよりすし詰め山手線状態。ちなみに博多から大分までは約2時間かかります)、小倉から乗り込めるはずもなく、結局、小倉で「ソニック」を待っていた人たちも、その後、僕と同じ「にちりん」のホームになだれこんでくることになった。

 僕だけのことで言えば、「ソニック」がすでに満員だということ知っていたから、いち早く「にちりん」の列に並び、座ることができたが、小倉で長い時間待っていた人たちは、そのことを知らずに、「ソニック」のホームで待ち続け、結果的に「にちりん」にも座ることもできなかった。
 博多駅から小倉駅への連絡がきちんとできていれば、小倉駅から乗ろうとした彼らは無駄に「ソニック」を待たずにすんだことは明らか。
 大分での開催はすでに3試合目で、今日が最後の試合だというのに、まったく博多駅はどういうつもりなのだろう。
 福岡が開催地でないことを差し引いても、博多は九州のリーダー的なポジションだし、少なくとも玄関口だ。おまけに僕にとっては故郷でもある.。だから、嫌なことは言いたくないのだけど。あまりに情けなかった。

 というわけで、そろそろスタジアムにつくので、とりあえず。
 今日はブラジル対ベルギーです。
 あ、ちなみにいま僕の隣は、ロシアのものすご〜い美人の記者です。ワールドアップですね。




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