『フットボールタイム』
〜たとえばこんなワールドカップ

2006年9月刊/竢o版/680円



 新しい本が出版になりましたので、紹介させていただきます。

2006年6月9日から7月9日までドイツを旅しました。
言うまでもなく、ドイツ・ワールドカップの一ヶ月です。
本書は、その一ヶ月間の僕の日記です。
「ドイツ」と「ワールドカップ」と「日本」を行き来する取材の狭間で
僕が見聞きしたこと、感じたことなどを綴った紀行文でもあります。

ちなみにドイツ大会は僕にとって3度目のワールドカップでした。
また今年は、本格的にサッカーを取材し、書くようになってから10年目でもありました。
旅の道中では、そんなこれまでの歩みや思いも
たくさん蘇りました。
時にはそれよりもずっと前の色んなことも
やっぱりたくさん思い出しました。

本書は、そんな普段は書かない余白の部分も(もちろんすべてではないけれど)
思い切って書き綴りました。
きっと「思い切る」必要が僕の中にあったのだと思います。
そうでないと次に行けない焦りのようなものだったのかもしれません。

だから、ものすごく個人的な本になりました。
でも、本当に本当の一冊です。
僕にとっての「フットボールタイム」はこんな時代でした
という本です。

ちなみに文庫です。
ぜひ御一読いただき、御感想などお聞かせください。

よろしくお願いします。


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