5月1日(木)
 5月だぁ〜! 今日から私鉄10社の駅が全面禁煙。喫煙所さえなくなった。分煙から全面禁煙へという流れは公共施設はもちろん、それぞれの会社にも及んでいるらしい。企業のオフィスについては部外者が口をはさむ問題ではないが、今回の「全面」禁煙については個人的にはムカついている。「分煙」が不評なことにかこつけてひでぇことをやるじゃないかと。きちんと喫煙ルームを作れば解決できるのに、ホームが狭くなって危険、なんて説明は僕には言い訳にしか聞こえない。
 あと僕の身近な社会的トピックでは、本日、ぴあ株式会社が一部上場した。すごいじゃん、一流企業じゃん、持ち株制度あるの、住宅ローン組むならいまだよ、なんてアテネ五輪2次予選、日本vsミャンマー@国立競技場で会った知人編集者に軽く皮肉を言ったりした。

 5月2日(金)
 黒部光昭@京都。稀にみる好青年かつ頭脳明晰なサッカー選手だった。理路整然と淀みない語り口はとてもFWとは思えないほど。佇まいは違うが、レッズの坪井と通じるところがあるなあ、と思ったら二人とも福岡大学出身。いや、そんなことより二人ともエリート街道を驀進してきたわけはないからこそ、自分で考え、判断し、自己を確立できたのだと思う。

 5月3日(土)
 アテネ五輪2次予選、日本vsミャンマー@味スタ。試合後、お仲間のライター、レポーター、カメラマンと朝まで飲み。

 5月4日(日)
 朝日新聞運動面、昨日のゲームについてのコラムの結び。「このチームがアテネに行けなくても、何の驚きもない」。第1戦の戦評もそうだったのだけど、この五輪チームに対して、朝日は相当厳しい。

 5月5日(月)
 昼間、ザッピングしながらテレビでJリーグ数試合を並行観戦。夜は黒部の原稿に取り組むが、あまりしっくりこないので冷却期間を置くという大義名分をつけて、諦める。

 5月6日(火)
 北澤豪@天王洲。来月行なわれるキーちゃんの引退試合についてのインタビュー。にもかかわらず引退試合そっちのけでずっと雑談している僕に編集氏は不安気だった。だってキーちゃんのことを僕は大好きだし、よく知ってるし、別にわざわざネタを集める必要がないんだもん。

 5月7日(水)
 
朝、川本裕子@マッキンゼー。道路公団民営化論議の最中にはしばしばブラウン管に登場した川本氏は東大卒でハーバード卒で、なおかつ2児の母でもある。そんな多忙を極める彼女にタイムマネジメントについて伺おうという取材だったのだが、ぶっちゃけ一筋縄ではいかない方で。やっぱり偉くて賢い人はなかなか難しい。そのくせ、ちょっとした仕草や表情がとてもチャーミングだったりして、そんなわけで僕は取材の最後に「怒らないでくださいよ、絶対怒らないでくださいよ」と前置きして(セクハラと訴えられかねないので)、「すごくかわいいんでびっくりしました」と素朴な感想を告げてしまった。幸いにして喜んでくれ、なおかつ、とてもかわいく笑ってくれたので、ほっ。
 一度、帰宅して、昨日取材(というか雑談)した北澤の原稿をささっと仕上げた後、夜、岡野雅行@向島。あの快足FWと同姓同名の岡野氏は金型職人、それもNASAなんかからも注文が来る世界一の職人である。おまけにすでに70歳を越え、下町で生まれ育ち……というプロフィールから想像される通り、とにかくべらんめぇがはまる人。川本さんとは別の意味で一筋縄ではいかない人でもあった。そんなわけでお金だってものすごくたくさん持っているに違いないのだが、「俺は経営者じゃなくて職人だから」といまだに社員6人の町工場のままで、リビングには500円玉がいっぱい詰まったビンが置いてあったりする。そしてこれまた想像通り、奥さんが明らかにしっかり者だった。
 取材後、ちゃんこ@錦糸町の後、バー@銀座。なかなかすごいエピソード(岸信介とか田中角栄とか政治家秘書とかの生エピソード)がカウンターの向こうから飛び出して、編集の鈴木さんと「今日はこういう日だね」と顔を見合わせて何だか納得したりする。ま、なんせ、いい感じで酒を飲み、一日の疲れを癒しつつ撃沈。

 5月8日(木)
 
うちで雑用をこなしたり、取材のテープ起こしをしたり、原稿を軽く書いたり。

 5月9日(金)
 朝、早めに家を出て、高田馬場から西武線。僕が19歳から33歳まで利用していた路線で、しかも33歳以降まったく近づいたこともなかった電車。というわけでめちゃめちゃ懐かしくて、朝っぱらから胸が熱くなってしまう。高田馬場駅なんてホント色々な思い出があって。
 そんなわけで馬場ではわざわざ駅を出て、当時しばしば利用していた銀行でお金を下ろし、当時大ファンだった立ち食いそば屋に寄ったりする。僕は一時期立ち食いそばに凝っていた時期があって、都内のあちこちの立ち食いをわざわざ食べ歩いたりしたのだが、ここの天ぷらうどんは最高にうまかったのだ。すっかり時間が経ってしまったので、もしかしたらもうないのでは…とか味が変わっているのでは…と懸念していたのだが、店も味もしっかり健在で、とても嬉しかった。ちなみに駅構内の立ち食いそば屋ではありません。ちょっと路地を入ったところにあるやつです。
 午前、大熊清@小平。単行本「プロサッカー選手になるには」に収録する「目指す人へのアドバイス」の取材。大熊さんはいつ会っても礼儀正しくて、端整な方。おまけに「ホームページを見ましたよ」なんてことまで言ってくれたりする。今日も僕の要領の得ない質問にもめげず、色々な話を聞かせてくれた。
 昼、打ち合わせ@五反田。午後、アジアフットサル選手権ドロー@サッカー協会。

 5月10日(土)
 
湘南vs札幌@平塚。今日も勝てなかった。これでほぼ1ヶ月白星がない。非常に悲しい。
 帰りは浅田くんとファミレス@横浜。取材者はもっと勤勉で真摯な姿勢が必要なのではないかとか、フリーライターをもっと大事にしてほしいとか、え?ナニ!スチュワーデスと合コンした?なんで俺も呼んでくれないんだ!とか、あれやこれや話したてたら、すっかり日付が変わっていた。確かデーゲームだったんだけどなあ、と思いながら夜中に帰宅。

 5月11日(日)
 
小崎邸で夕食。フランスワールドカップ以来の大親友の小崎くんは、ストライカー、ACC、スカパーを経て、現在は医療法人のCOO。この春うちからわりと近くに新居を構えたので、そのお祝いがてらお邪魔したのだが、奥さんのおいしい料理が次から次へと出てきくるわ、ワインもウイスキーも出てくるわで、結果的にこちらがもてなしてもらって腹も舌も大満足で帰宅。

 5月12日(月)
 
北澤引退試合発表会見@国立。ジーコやらエドゥやらラモスやら松木さんやら加茂さんやらが登壇して、賑やかな発表会見だった。
 夕方、体育施設出版の五味さんを訪問。ストライカーから依頼されている人工芝についての企画の下調べのため。五味さんとは年に1、2度会うくらいなのだが、もう長い知り合い。で、この際改めてきいておこうと「最初にどこで会ったんだっけ?」と問うてみたら、「J・PRESSじゃないですかっ!」とすっかり呆れられてしまった。僕の方も「そっか、Jプレスだったんだ…」と茫然としたのだけど。
「Jプレス」というのはJリーグ開幕直後にまさしく雨後のタケノコのごとく創刊されたサッカー雑誌の一つで、僕がベルマーレに通うようになるきっかけを作ってくれた雑誌でもあり、また駆け出しの僕に日本代表の原稿を書かせくれた雑誌でもある。 その一方で94年冬に突然廃刊になり、というより会社が倒産し、原稿料を数十万円取りっぱぐれるという経験まで僕にさせてくれた雑誌でもある。倒産直前の会社に乗り込んで社長を恫喝して財布から数千円をむしりとったりしたなぁ、あの頃は若かったなぁ。甘かったなぁ。
 それにしても僕の記憶装置はデータ的な部分を全部消去してしまうらしく困ったものである。そのくせ五味さんの出身が長野で実家が時計屋さんをしていることなんかはすぐに思い出すのだ。まったく情報社会向きの頭ではない。

 5月13日(火)
 今晩中に原稿を終わらせると固く決意をしていたにもかかわらず、編集者とカメラマンからの魅力的な誘いに勝てず、深夜渋谷へ。田中くん、佐野さん、末石さん、それに新顔の和美ちゃんと未明まで飲み。和美ちゃんは静岡出身のモデル。極めて常識的なようで、時々不思議ちゃんになったりするところが、モデルらしくていい。
 帰路、いつものように田中くんと吉野家の牛丼をテイクアウト。我が家に帰宅後、卵をかけ、薬味をかけ、かきまぜて、味噌汁とともに腹に流し込む。食べ終わるやいなや、これまたいつものように即座に寝る。

 5月14日(水)
 川崎vs広島@等々力。雨だったので屋根のあるバックスタンドで観戦。富士通とおぼしき会社員のおじさんたちが同僚と酒を飲みながら、野次ったり、応援したり、ほろ酔いで踊ったりしながら観戦していて、何だか野球場っぽかった。サッカーっぽくないと言えばそうなんだけど、僕なんかはそんな空気に逆に落ち着いたりする。サポーターとか言わなくても、スポーツ観戦はこれでいいじゃんという感じ。それに日本人はやっぱこうでしょう、とも。タイムアップの瞬間なんて、まるで優勝したかのような喜びようで、隣に座っている僕まで嬉しくなった。
 というわけで、一巡目を無敗で走ったサンフレッチェは初黒星。今日から始まった二巡目でも走られるとこれはもう興味をそがれてしまうことになるわけで、J2のためにもベルマーレのためにも、フロンターレの頑張りに僕もバックスタンドから拍手を送った。

 5月15日(木)
 城彰二@日吉。僕は知らなかったのだが、横浜FCはなんとフットサル場のコートを3面くっつける形で練習をしていた。ちらっと聞いたところではフルコートのサッカー場で練習できるのは週に何度かだということ。大変だなあ。
 そんな環境を再起の場所に選んだ城は「がけっぷちに自分を追い込まないダメなタイプだから」と何度も言っていた。再起を果たせた場合にはここでの話は美談になり、果たせなかった場合にはただの落伍者の末路になる。実力の世界とはそういうことだ。
 日吉からの帰りの車中に「東アジア選手権延期」の一報。「SARS」と「横浜」がキーワードでの「延期」とのこと。コンフェデ@フランス行きを諦めた僕にとっては、ここで代表の試合が3戦もキャンセルされるのは少々痛い。それはさておき、この一報は知人のライターから携帯メールによって僕の元にもたらされた。最近、携帯メールの活躍ぶりがちょっとすごいことになっているのだ。2年くらい前までは基本的に女の子とのコミュニケーションツールだったというのに、いまでは男女比率がほぼ半々になりつつある。仕事とプライベートも半々とは言わないが、3対7くらいにはなってる。iモードおそるべし……なんてことを考えてたら本屋で2、3年前のベストセラー「iモード事件」松永真理著を見つけたので購入。この手のベストセラーは数年経ってから読むと正体が見えて面白いので。これは僕の持論。
 あ、あと今日はJリーグの10度目の誕生日。10年前の5月15日は国立競技場のゴール裏の、それもホントに一番上段の席で、ディアスのゴールに涙腺うるませてたなあ、あのチケットは当時付き合っていた彼女がとってくれたんだよなあ、なんてことを思い出しながら、ケーキを買ってJリーグさんの誕生日を祝った……というのはウソ。

 5月16日(金)
 山本昌邦@サッカー協会。アトランタ世代についての取材も終盤戦。今日の昌邦さんの取材はとても期待していたのだが、どうもいまひとつ上手くコミュニケーションがとれなかった。おまけに時間がタイトだということを知らなくて尻切れトンボ的に終了。本当はもっと面白い話もってそうだったんだけどなあ。悔しいなあ。

 5月17日(土)
 午前、田中孝司@横浜の後、JRに延々揺られて、午後、浦和vsG大阪@駒場。試合後は最近いつもこのパターンでつるんでいる取材仲間と、浦和名物レポーター推薦の「坦坦」で夕食。四川風中華の店。マジうまかったので腹がくちて苦しくなるほど食べてしまった。おまけにちょっと酔ってしまったので帰りは辛かった。そういえば最近アルコールの分解能力が目に見えて衰えてきているような。これってトシなのかなあ。

 5月18日(日)
 終日、自宅。久々にのんびり。夜、月末にかけてのスケジューリングと原稿に込めるものについて夢想。

 5月19日(月)
 大学時代の友人で、いまは大出版社の(たぶん)敏腕編集者である広瀬と飲み@四ツ谷。焼き鳥屋、バーとはしごしながら、それでも珍しくちゃんと仕事の話もしたりして、終電で帰宅。

 5月20日(火)
 新世代人工芝の取材@川崎フロンターレ。なるほど、人工芝の進化は目覚しい。でも、どう考えてもベストではなくベターなわけで。やっぱベストは天然芝でしょ。では人工芝の存在意義は……といったあたりをこれからちゃんと考えて原稿を書くつもり。
 そうそう、フロンターレでは、この前ベルマーレでも会ったベッチーニョと思いがけず再会。伝え聞くところによれば、ベルマーレはスタッフが変わってしまって居辛いのだとか。確かになあ、あの頃とはすっかり顔ぶれが違うもんなあ。
 あとサッカーai編集部経由で京都の高校2年生からお手紙を頂いた。先月書いた川口能活の原稿を読んでの感想文。僕が言外に込めたメッセージをものすごく正確に感じ取ってくれていて、しかも、それによって自分の進路決定の勇気が出たという内容。手紙の中で彼女は「原稿を書いた川端康生さんに感謝を伝えたくて」と言ってくれているのだけど、読みながら僕の方こそ、彼女に大きな感謝を伝えたいと思った。物書き冥利に尽きる、なんて大袈裟な言葉を使いたくなる瞬間。

 5月21日(水)
 東京駅まで行ったところで取材がキャンセルになったことが判明。丸の内口で煙草を一本吸って、まっすぐ帰宅。自宅→東京駅→自宅はちょうど2時間だということがわかった。
 夜、日本五輪代表対ニュージーランド五輪代表@TV。途中でチャンネルをバンバン変えながら。

 5月22日(木)
 昼、韓国戦メンバー発表@サッカー協会。その後、行きつけの渋谷の喫茶店に寄ったら、馴染みのウエイトレスちゃんがアイスコーヒーをサービスしてくれた。こういうささやかな幸せが一日の活力になったりする。
 夜は山さん、室さんと歌舞伎町。意識的にガンガン飲んで、確信犯的に酔っ払って、3時すぎぐらいかなあ、お友達のお姉さまに送ってもらって帰宅。彼女には最近しょっちゅうこのパターンで送ってもらっている。そういうやさしさが明日への活力になったりする。

 5月23日(金)
 家から一歩も出ず、原稿書き。だからと言って、進展するとは限らないのがこの手の仕事の厄介なところでもあり、素敵なところでもある。何かを処理していく仕事ではないので、時間をかけたって、一生懸命やったって、何も生み出せなかったりする。いやあ、辛くて、楽しい。

 5月24日(土)
 Jリーグ@テレビで数試合。磐田vs名古屋は久々にリモコン不要の好ゲーム。プレーの質といいゲームのテンションといい素晴らしかった。
 夜、「はじめてのおつかい」@日本テレビ。いつものようにうるうるしながら。それはさておき、この番組が素晴らしいのは別に無垢な子供を扱っているから、という理由だけでないと改めて思う。きちんと練られたナレーション原稿に明らかなように、作家やディレクターが番組作りのフィロソフィみたいなものを明確に持っているからこそ、この番組はシラケないし、没入できるのだ。昨今の素材を台無しにしてしまう番組の多さに辟易していたので、救われた思い。

 5月25日(日)
 今日もほとんど外出せず。相変わらず原稿の中心の周辺をうろうろうろうろしている感じ。ふう。
 そして、残念なニュース。今日鳥栖が勝ったことでベルマーレが最下位に転落したのだ。昨日の大敗もあって、オフィシャルサイトなどのBBSも荒れ気味。飛ばっちりでスタジアムナビゲーターのホームページにも随分乱暴な書き込みまで。
 なんでこうなってしまうんだろうなあ。応援するチームの不振はそれは心が痛むことだけど、その悲嘆を怒りにすり換えて、乱暴に誰かにぶつけること(しかも匿名で)とは、まったく別のことだと思うんだけどなあ。前にも書いたような気がするけど、テクノロジーは無機質なものだけど、だからこそその人間の本質が剥き出しになってしまうところがあって、ましてそれがネットや携帯電話のようなコミュニケーションツールだった場合には、さらに悲劇的で。
 戦争がなくならないのは当然だ、は言い過ぎだけど、ネットであっても、匿名であっても、せめて実際に面と向かって誰かに意見したり怒鳴ったりするのと同じくらいの想像力とか思いやりとかプレッシャーとかドキドキとかは持ってほしいと思う。
 それにしても「最下位」。順位にこだわるわけではないが悲しい、というより、信じられない。今シーズンは期待が大きかっただけに「一体なんで?」とたじろぐ思い。

 5月26日(月)
 予期していたことだが、「最下位」を受けて僕の元にも「何とかしてくれ」メールが何通か。ことベルマーレに関しては、こういう立場に立った時が一番困る。だって送信者と同じくベルマーレの一ファンで、社会的にも一フリーライターにすぎない僕には「何とか」できるはずもないわけで。
 いや、そんなことはいいのだが、そこに「ライターなのだから」と突然責任を負わされたりすると、どうして振る舞っていいのかわからなくなってしまう。そもそも僕は仕事だからベルマーレを応援しているわけではないし、ぶっちゃけ仕事してはベルマーレは成り立っていないわけで、いや、でもやっぱりプレスで入場させてもらってるわけだし、時にはベルマーレのことを原稿で書いてお金を得ることもあるわけだから、やっぱり仕事ではあるわけで……。
 ま、とにかく思いは同じで、立場もほとんど変わらないということわかってくれると大変ありがたいと思う次第です。

 5月27日(火)
 最近、国仲“ちゅらさん”涼子ちゃんの露出がすごくて、大ファンの僕としてはとっても嬉しい。しかもトーク番組などで垣間見える彼女の素顔はナチュラルでニュートラルで地に足ついてて、さらに大々ファンになってしまって、また嬉しい(なんて能天気なことを書いてないと眉間にしわが寄りっぱなしになってしまいそうなので。こういう時はつべこべ言わずに粛々と仕事に勤しむに限る。好きなことやってるのに愚痴なんてこぼしてたらみっともない)。

 5月28日(水)
 ベルマーレ新監督会見@平塚。ほとんど寝ずに頑張って家を出たにもかかわらず、東名事故渋滞で会見に遅刻。まったくもう。
 でも、会見後の社長の雑談で何となくクラブの現状は察せられたし、会見の模様はSCN水川さんの好意でビデオで確認できたし、久々にほんのちょっとではあったけど大神の土手で日向ぼっこできたし、で元気を取り戻して、夕方、帰宅後、即原稿に復帰し、夜中まで。
 深夜、チャンピオンズリーグ決勝@WOWOW。頼むよ。あの試合展開じゃ見切って寝ることもできないじゃないか。

 5月29日(木)
 家から一歩もたりとも外出せず。ベルマーレについての原稿と、人工芝についての原稿をアップ。

 5月30日(金)
 廣長優志@C大阪。できるだけ効率的に取材して、とっとと帰ってこようと思っていたのだが、雑談に花が咲いてしまって、結局、帰京は深夜。帰りの新幹線はさすがに朦朧。
 なので、本日最後の予定の魅力的なパーティはキャンセル。その割にはうちに帰ってだらだらして結局就寝は未明。

 5月31日(土)
 あれから1年かぁ、と感慨深い一日。1年前の今日は特別な思いでソウルにいたんだなあ、と。ついでに、早いなぁぼけーっとしてると時間が経つのが、とも。
 夜、日本対韓国@国立。前半は長かったなあ。何度時計を見てもほとんど進んでないんだもん。後半はまあフツー。こういうことは言いたくないけど、日韓戦にしては珍しく低調な試合だったと言わざるをえないのも致し方あるまい、と書かざるをえない、残念ながら。
 それにしても、本当に、あれから1年かぁ。1年前の5月31日を迎えるまでの4年間を想うと、心からしみじみ。



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2003年5月