6月1日(日)
昼間だらだら。夜から朝にかけて原稿書き。
あ、月頭の恒例を忘れるところだった。6月だぁー!今月も頑張ろ。
6月2日(月)
午前中、区役所に行ったり郵便局に行ったり雑用をすませて、午後寝て、夕方起きて原稿書き。小原稿を2本終了。夜中から大原稿。
6月3日(火)
午前まで原稿書きの後、睡眠。午後、起床。夜まで原稿書き。夜、仮眠の後、夜中から原稿書き。
6月4日(水)
午後まで原稿書き、夕方仮眠。夜から原稿書き。
6月5日(木)
午前まで原稿書き。大原稿終了。編集部に送信して、昼前に就寝。
が、夢の中で原稿の手直しを始めてしまって。どうやら納得いってないらしく…。結局、浅い眠り2時間ほどで起き上がり(編集氏にちょっと待ってくれるようお願いして)リライト。夕方、終了。朝よりちょっとはまともになった原稿を再び送信。
夜、小学館編集者&ライターと打ち合わせ@神保町。秋へ向けての大型企画!(実現できれば)の打ち合わせだったのだけど、僕は頭は回らないし、何より解放感に満ち溢れているし、で結局「頑張ろう!」以外はほとんど雑談。でも、その雑談がなかなか楽しかったので○かな。
6月6日(金)
特に何のタスクもない、久々にのんびりの一日。にもかかわらず未明4時ごろ目が覚めてしまう。もともとあてにならない体内時計がこの数日の不節制でさらに狂ってしまったらしい。
午後、お友達のカメラマン来訪。彼女の色々な話の聞き役に専念(のつもりだったけど、何だかんだ意見してたかも。言いたいことが多々出てきてしまうので)。
夜は久々にのんびり(のつもりだったけど、かかってきた長電話に付き合う。ここでも聞き役に専念するつもりだったのに、やっぱり偉そうに色々言ってたかも)。
つまるところ僕は堪え性がないのである。黙ってうなずいてあげればいいところを、誠実という名の下にあれこれ正論を吐いてしまう性質なのである。というわけで、このあたりのさじ加減を上手にこなせる大人になること、を今年後半のテーマに加えることに。
6月7日(土)
湘南vs大宮@平塚。0対0。山田新監督になってからこれで2試合負けなし、無失点。そして2試合勝ちなし、無得点。悪くないんだけどなあ。でも何かが足りないという気も。
6月8日(日)
日本代表vsアルゼンチン代表@長居。いやあアルゼンチン、すごかった。いいもん見たという感じ。
6月9日(月)
司馬遼太郎を読みながら新幹線で帰京。大坂、京都、岐阜、名古屋、浜松、江戸と歴史小説に登場する都市を通過しながらの司馬遼太郎はなかなかオツなものだった。
6月10日(火)
夕方、近所でワンルームマンション販売中の不動産屋さんとファミレス。もちろん僕は投資マンションを購入するような財力もないし、そういう趣向もないのだが、トークが営業営業してなくて、とてもまともだったのでなかなか面白かった。
夜、先日J2現場で知り合ったレポーターさんとメシ飲み@渋谷。まだ駆け出しだからこその時間と財布の中身話に、僕にもあったあの頃を思い出し、勇気づけられたり勇気づけたり。
あと本日夕方、携帯を機種変更。「そんなの絶対いらない!」と公言していたにもかかわらず、いざカメラ付きになってみると何だか嬉しくなってしまって、あれこれいじったり試したり、結局朝まで。まさしく新しいオモチャを与えられた子供みたいになってしまった。
6月11日(水)
日本代表vsパラグアイ代表@埼玉。アルゼンチン戦のように前線にくさびを入れようとしてうまくいかないのではなく、今日は中田のところでキープ&タメ。さすがだよなあ、たまるだけじゃなく、前まで向けてしまうんだもんなあ。あとは大久保。スター候補誕生。ただしスター誕生ではない(ということをメディアは肝に銘じておくべき)。
試合後、山さんと歌舞伎町。やっぱりこの街は落ち着く、というわけで帰りたくなくなってしまった僕は山さんと別れた後、一人で飲み続けてしまい、帰宅7時ごろ。
6月12日(木)
ストライカーの昼間編集長の紹介で、苗場で民宿を経営しつつ芝生普及活動に勤しむ伊藤さんから色々な話を拝聴@五反田。
6月13日(金)
うちで雑用。掃除、洗濯などの家事雑用、仕事絡みの連絡や今後のプラン、思考の断片メモの整理など、家から一歩も出ず夜中まで。頭の端っこに漠然と山積みになっていたあれこれを整理整頓していくのはとても気持ちがいい。こんがらがったイメージがクリアになるし、これからやらなきゃいけないことも明確になるし、ストレス解消にまでなる。
6月14日(土)
昼間、寝室&洋服の片付け&整理。顕著な「もったいない」症候群で、なおかつ「いつか役に立つかもしれない」症候群でもある僕ではあるが、今日は心を鬼にして迷ったら捨てる、迷ったら捨てるを繰り返し、そのかいあって寝室がものすご〜くさっぱりした。いやあ気持ちいい。
夜、田中くん&美樹ちゃんとしゃぶしゃぶ@三軒茶屋。その後、田中くんと飲み→吉野家牛丼→我が家に泊まり、といういつものコース。
6月15日(日)
昼、田中くんと三宿の和歌山ラーメン「マッチ棒」。食べてる時はまあまあだったんだけど後味がどうも…。醤油とんこつというのは僕にはどうも合わないみたい。
帰宅後、今日は居間の片付け、のつもりが大々的な模様替えに発展。ちょっとした思い付きだったのだが、これが見事にはまったらしくリビングがすご〜く広々した。二日連続ですごく気持ちがいい。
6月16日(月)
家から一歩も出ず。一円も使わず。
6月17日(火)
昨年プレジデント誌で連載した「プロジェクトワールドカップ」の取材でお世話になった浜口博行さんと会食@渋谷。ワールドカップ後、浜口さんは小倉純二FIFA理事実現に奔走し、現在は東アジア連盟を切り盛りしている。かといって全然あくせく感がない人で、ビジネスライクに傾くこともない。いつも自分自身の人生と対話しながら仕事に立ち向かって行く彼の姿勢を僕も見習いたいと、会うたびいつも思う。
6月18日(水)
湘南vs横浜@平塚。なぜか「今日は勝てる」と確信して観戦しただけに……。でも明けない夜はない。いつか勝てるはず。
夜中、コンフェデ@TV。日本対ニュージーランドを見た時には、フランス行きをやめて正解だった…と「ほっ」。だってまるでキリンカップみたいだったので。でも、その後のフランスvsコロンビアはものすごく面白い試合で…。今度は後悔。
それにしても夜中にテレビでこういう試合を見ていると懐かしい心持ちになる。ワールドカップを見るのってこういう感じだったよなあ、と。去年の自国開催がどうもそぐわない感じがしたのもこのあたりなんだよなあ。ま、かなり贅沢な感慨であることは十分承知しているのですが。
6月19日(木)
夕方起床。ここのところ起床時刻と睡眠時刻の変動が激しすぎるらしく、どうも体調が悪い。体調ばかりか脳ミソの活動も相当鈍いような。ちょっと考えなきゃいかんなあ。
6月20日(金)
午後寝て夕方起床。「サッカー批評」の半田編集長と打ち合わせ@神楽坂。次号の企画出しなど諸々。中華料理をご馳走になって終電で帰宅。
2時ごろ、うとうと。
6月21日(土)
4時前起床。コンフェデ杯@TV。フランス戦といえばやはり一昨年サンドニでの0対5の印象が強かっただけに、いやあ現地で見たかったなあ。いかに1・5軍とはいえ、あの時は俊輔なんて向き合っただけでびびってたもんな。それが2年後にはこれだけやれてしまうのだから、いやあ本当に大したもんだと思う。
北澤豪引退試合@国立。懐かしい面々が続々登場。そしてキーちゃんらしい男気と気配りに感服&感心。
6月22日(日)
Pカンで快感な一日(あんまりいい天気だったのでジョギングしたらとっても爽快で気持ちがよかったの意)。
6月23日(月)
3時起床。コンフェデ杯、日本vsコロンビア@TV。信じられないミスで決勝トーナメントに進めず。ドーハの悲劇から十年。しかし日本サッカーはいまだ大人になりきれないようで。
もっともリアリストというのはその必要性があって初めて生まれてくるものだし、代表チームはやっぱりその国の国民性を反映している存在なのだから……。ま、妥当な結果のようにも思えたりする(フランスへ取材に行かなかったからこそのひがみ視線込み)。
6月24日(火)
午前中に起床。仕事をしたり、読書をしたり。
コンフェデ杯のおかげで、このところまるで模範的小学生の夏休みのような毎日を過ごしている。「午前中の涼しいうちに勉強を済ませましょう」「はーい、大丈夫でーす!」。
6月25日(水)
今日も早朝起床。午前中に人工芝についての原稿。後楽園球場に初めて導入されてから27年、技術革新を達成し、天然芝とほとんど変わらない水準にまで進化を遂げた人工芝を巡る現状と思惑、そして未来について。ちなみに視野を少し広げれば「スポーツ施設業界」的にはいま人工芝はちょっとした期待の新商品なのです。
6月26日(木)
午後、WSGの企画で杉山茂樹氏と対談というか雑談@原宿。杉山さんという人はとてもわかりやすいようで、わかりにくい。基本的にタカビーなのだが、時々うさぎのようにかわいく小心になったりするので。
深夜コンフェデ杯@TV。準決勝第一試合、コロンビアvsカメルーンの後半、ボールと関係のないところで突然倒れ、そのまま担架で運び出されたフォエ選手が亡くなったことを、第2試合、フランスvsトルコの放送開始時に知る。随分動悸が激しく見えたので、嫌な感じだったのだけど……。代表キャップ60数試合の大選手。謹んでご冥福をお祈りします。
6月27日(金)
朝日新聞夕刊を手にした瞬間、どきり。一面の写真、海中、ダイバー、サンゴ……。思わずイニシャルを探してしまった(こんなふうに執念深い僕はあまり性格がよろしいとは言えないかもしれないけれど)。
6月28日(土)
いまよりずっとペーペーだった頃からの友達にして恩人にしてラブリーな坂井さんとディナー@青山。いまやすっかりブルジョアジーになった坂井さんではあるが、僕に無償の愛を注いでくれる点に関してはあの頃とちっとも変わらない。当然、ハッピーでハートウォーミングな時間が流れていく。男女の間に友情が成立するかという問いかけに対して僕はいつも懐疑的な答えをするのだけど、こと坂井さんに関してはその限りではない。なぜならそれは僕と坂井さんがある意味で同志だからで、言い換えればそういう場合のみ男女間の友情が成立すると僕は思っている。まあ、どれくらいのものを友情と呼ぶかにもよるだろうけど。
そして帰宅後、もう一つ、ハッピーなニュースが。ベルマーレ勝利。実に1ヶ月半ぶりに○印がついた。よかった。
6月29日(日)
コンフェデ決勝@TV。開催国フランスが延長の末、カメルーンを破って連覇。緊張感のあるいいゲームだった。それはさておき、現地に取材に行ってる仲間の話によれば、パリでは「フォエTシャツ」が売り出されていて、結構売れているとのこと。その友達は「商魂たくましいというか…」と多少げんなりした様子だった。もしも日本で同じようなことがあった場合、日本人はどうするかなあ…と僕は想像した。
6月30日(月)
「生きている理由がわからない」と書き残して、二人の中学生の少女が投身自殺をした。僕の生きている理由はなんだろう?と考えてみた。僕は目標というか志ははっきりとある幸福者だけど、生きてる理由?と問われたら…。残念ながら答えが思いつけなかった。いつか誰かに面と向かって、しかもマジ顔できかれたら何か答えるかもしれないけど。
あと「二人」でというのはどうなんだろう。もしも自分が自殺するとして他の誰かと一緒に死ぬだろうか……と考えていて僕の友人が亡くなった時の話を思い出した。正確に言えば、僕の友人が死んだ時、一緒にいたもう一人の友人からきいた話だ。「最後に目が合ったんだよ、その目が笑ってたんだよ」と言って、生き残った彼は泣いたのだった。僕は彼にかける言葉が何も、本当に何も思いつかなかった。
INDEXへ