
2007年4月
4月1日(日)
Pカン。暖かい。海は人だらけ。オットセイのようにサーファーが浮かんでいる。ので諦めて軽くジョグ。
昼、菱沼自治会の組長・班長会議にお隣の渡辺さんと。今年度から班長になることになった。面倒といえば面倒だが、それはそれで。
「僕は一つのことに考えが及ぶと回りが見えなくなるタイプ」@トータス松本に羨望と嫉妬。俺は見えなくならないタイプ。だから、こんなテイタラク。
4月2日(月)
都知事選政見放送「選挙で世の中が変わると思ったら大間違いだ。多数決だ。多数派が勝つに決まっている。我々少数派に残された最後の手はこの国を滅ぼすしかない。少数派の諸君! 外山恒一に悪意の一票を! でなければ選挙など行くな。どうせ選挙で世の中は変わらない」。呆れたし、笑えたけど、見入ったな。
4月3日(火)
今年の就職は超売り手市場であるらしい。有効求人倍率「1」超。この10年くらいの氷河期に新卒となった世代は、30前にしていまだにハローワーク通いをしているのに対して。世代間ギャップが大きいと、世代間価値観のギャップも大きくなり、世代間闘争が激しくなり、ひいては社会秩序を揺るがすことにならないだろうか。こういうギャップの是正が政治の役割なのではないだろうか。
午後、ベルマーレ@馬入。氷雨。
「直感は経験から浮かび上がってくるもの」羽生善治@プロフェッショナル。
4月4日(水)
三菱電機@丸の内。採用関係の取材。就社どころか面接を受けたこともない僕が、採用について取材すると、素朴な疑問オンパレードになる。王様は裸だ!と叫ぶ少年のように、もしかするとピュアで厄介。
二ノ宮駅で待ち合わせて、せっちゃんと花見@小田原城→湘南平。
4月5日(木)
朝から始めよう、早起きから変えようと念じているのに、せっかく早起きしても海にも行かず、駆け出しもせずにダラダラと時間を過ごす自分に頭に来て、そんなんだったらこのまま腐ってしまえ、と終日寝倒す。
夜中に起きて、「東京サッカー」の掌編小説を書き、松坂初登板のロイヤルズ戦を見る。
4月6日(金)
夕方起床。体がダルいのでジョギング3キロ。
脱税で捕まった子供モデル事務所の社長が、脱税した金を富山の地域密着を目指すバスケットボールチームの運営費に充てていたという報道に沈思黙考。。
さんまのまんま1000回記念。1985年からの長寿番組。ビートたけしとのトークがほの温かく、物哀しく、よかった。
4月7日(土)
夕方、海。膝〜モモ。はじめパーリングしていたが、板の位置を少し下げたらうまくいくようになって結構乗れた。楽しかった。
夜から朝。マスコミ塾第一期前期について復習と反省など。
4月8日(日)
湘南×徳島@平塚。勝つには勝ったが、動きに乏しかった。スペースに顔を出し続けた加藤のみ好印象。
うちくる@CXは芸能界引退の飯島愛。1972年生まれ。まさしくバブル世代。時代と巡り合い、時代に後押しされて飛翔した。本人にとってそれが幸せだったかどうかはわからないが。
4月9日(月)
ザ・ノンフィクション@CXは人生まさかの神楽坂。半田さんと打ち合わせに使っていたパウワウの閉店、50年前の未婚の母とその娘の再会、定食屋トレドのマスターのガンなど強く儚い人たちの物語。
夜から朝、プレジデントファミリーの原稿。
4月10日(火)
そうよ、あなたのせいよ、だってあなた一人で生きてるんじゃないもん。どうしようもなく関わってるのよ。この世界に関わってるの@浅丘ルリ子@セクシーボイスアンドロボ。それにしても大後寿々花がいい。蒼井優、宮崎あおいに連なる存在感。
清水圭@フジテレビ。人生観とか社会観はほぼ重なっているだけに、いまひとつ開いてくれなかったのが残念。インタビューの出だしでもしかしたら余計な情報入れたかも。取材後、編集高橋さん、カメラ遠藤さんとメシ飲み@アクアシティ。遠藤さんは明日からダンチューでインドにカレーを食べに、いや撮りに行くとのこと。
4月11日(水)
終日、Pファミリーの原稿など。
哀しい話は夜するな、昼にすれば大したことじゃない@がばいばあちゃん。
4月12日(木)
徹夜。早朝、松坂vsイチローの初対決@NHK−BS。
2014年W杯がブラジル開催に決定。
Nスペの松田聖子を見ながら、改めて彼女の凄みを感じる。これほど俗っぽくて、しかし俗に留まらない人はそうはいない。
4月13日(金)
仕事と買物と自治会@すべて近所。
みんな片道切符。往復切符持ってる奴なんて一人もいない@行きずりの街。
4月14日(土)
好天。ひと汗かきたくてジョギング。3キロ。
午後、草フットサルの甲子園、フットワンリーグ@等々力アリーナ。梁川さんからの紹介の仕事、そしてフロムワンの岩本さんが出てた。ポストプレーしてた。ちなみに選手のみなさんに聞いてみたら、Fリーグなるものが間もなく始まることは知っていたが、チーム名などはほとんど知らなかった。プレーヤーというのはそういうもの。
4月15日(日)
湘南×東京V@平塚。外池がヘディングゴールを決めて勝利。
平塚へ向かう途中、選挙ポスターを貼る光景が目につく。各候補ごとに担当者が出ている模様。12時解禁とかあるのだろうな、きっと。
4月16日(月)
田舎に泊まろう@テレビ東京は大場久美子。やっぱいい。いつまで経ってもいいし、子供の頃にはわからなかった部分もいい。
みゆーじん@テレビ東京は谷村新司。あなたの命がもしすぐに終わるとしたら、あなたは誰に電話をかけますか。そして何を伝えますか。…あなたはなぜその時までそれを待っているのですか? 最後の一文がいい。
4月17日(火)
「行きずりの街」(志水辰夫)。カバー付け替えて再ブレイクの同書にすっかりハマッた。シミタツ節がかっこよくて、頭の中でずっとリズム刻み続けている。
4月18日(水)
寒い。しかも雨。でレインコートを久々に出したら、妙なもので気分が弾んで、傘はささずに出かける。
J坂崎と山本昌邦の対談@渋谷。ジャパンスポーツマーケティングのプレゼンテーション用ブックレットの仕事。ジャックさんはISLにワールドカップ放映権を乗っ取られたときのウエストナリーのアジア担当者。スペイン大会だから1982年のこと。俺はまだ高校生で、まっすぐに甲子園目指してた頃だ。田舎の高校球児に限ったことではなく、東京のスポーツ紙記者だってまだスポーツビジネスを理解していなかった時代だ。
4月19日(木)
昨日の対談のテープ起こし、原稿と一気に。
4月20日(金)
徹夜。鬼武健二チェアマン@JFAハウス。WSGで新しく始まる連載の初回。誰がパスをつなぐのか――人物編。さて、どうなることやら。
帰宅後、テープ起こし。
4月21日(土)
生活リズム崩れてきたので、ひと汗。ジョギング3キロ。6分台で。
昼からソフトボール@厚木。
夜、「湘南 海光る町」読了。先日他界されたホームタウンの国民的作家、城山三郎氏を悼みつつ。
4月22日(日)
昼に投票。午後から小田原へ。新幹線で到着した両親を待ち受ける……はずが、逆に両親が息子を待ち受けることに。博多駅からでも車中からでもいいから到着時間を電話するように、何度も言っておいたのに。「寝てたら悪いと思って」はありがた迷惑。せっかく親孝行する気マンマンなのに出鼻をくじかれた気分。たまにか会わないので、しょっぱなのつまずきは軽視できないのだ。
それでも気を取り直して小田原城へ。俺にはよくわからないけど、藤棚を珍しがって眺める母に息子も心鎮まる。箱根の旅館に宿泊。寝ている両親の枕元で、深夜仕事。
4月23日(月)
芦ノ湖、ガラスの森美術館と回って、熱海へ向かう。途中、十国峠は霧の中。富士山を見せてあげられなくて残念。姥沢公園を散策して、熱海駅前で足湯を体験して、お宮の松を見て、ホテルへ。
夕食はバイキング。何だかわさわさしていて落ち着きなくて、息子はがっかりだが、両親は楽しんでいる。食後に卓球。なんと母が異様な執念を燃やして、息子に勝利した。さほど手を抜いたわけでもないのに、ホントびっくりした。
4月24日(火)
屋上展望風呂に入って、朝食を食べて…朝9時、熱海駅で別れる。どうせ俺も東へ向かうのだから、と車に誘うが、「もういいよ。ここで」と控えめな両親であった。そして、肩透かしを食らって欲求不満な息子であった。
真鶴、西湘を抜けて1時間で帰宅。午後、すっかり手持ち無沙汰。
4月25日(水)
自治会の組長、イトウさんに集めた自治会費と募金を持っていく。イトウさんも元は九州で、でももう30年茅ヶ崎に住んでいるとのこと。自治会費を集めて回ったときもそうだが、この役目は面倒だが、色んな人と話すきっかけになって、なかなか楽しい。
WSGの原稿、MDPの原稿で朝。
4月26日(木)
午後、サーフィン。オンショアがきつく、波もサイズがあり、なかなかうまくいかない。たまに乗れても、斜面でキープできず。
僕は人生でいっぱいウソをついてきました。本当は哀しいのに笑ったり、悔しくて仕方ないのに平気な顔したり。ごめんなさい――という懺悔。
4月27日(金)
海。今日はサイズが適していて、テイクオフはどんどんできる。が、波にパワーがないこともあって、すぐに終わる。
SONGS@NHKはチューリップ。「虹とスニーカーの頃」はいいタイトルだなと改めて。部屋とYシャツと…よりセンチメンタルで。
4月28日(土)
横浜FC×清水@日産。ゲームを見に行ったというより、取材の段取りつけに行ったような。
4月29日(木)
訪米の安陪総理夫妻が手を繋いでタラップから。それがウケルのか? ちなみにインドではリチャード・ギアが女優にキスを迫りヒンシュクを買った。僕は日本人として、ハリウッドだろうがアメリカだろうが迎合しないインドの国民を妬ましく羨む。ちゃんと「日本人」にならない限りグローバルスタンダードを語ることなどできるはずもない。
ジョギング5キロの後、湘南×山形@平塚。好調なチーム同士の対戦らしく締まった好ゲーム。が、山形の2点目以降、ベルマーレは勝手にバランスを崩して大敗。紙一重なのに、こういうゲームにしてしまっては最後に勝てない。
4月30日(金)
湘南マラソン後、初めて本格的にジョギング。6キロ。「本格的にジョギング」というのもおかしな言い回しだけど。だいたい7分台で走り最後は頑張ってみたら5分台が出た。それも5分24秒。嬉しい。が、すぐに寂しさも。だって以前はこのペースで42キロ走ってたのだ。シンジラレナイ。
ジョギングの後、近くの公園でリフティング。やっと10回できた! こっちは素直に嬉しい。40過ぎて新しいことができるようになるのが素直に嬉しい。
「超一流のスーパースターというのは周りを気遣わなくても、周りに迷惑をかけない」長嶋一茂@ソロモン流。身近にスーパスターが居続けたスーパースターになれなかった彼の言葉に説得力。