2007年6月


 6月1日(金)
 午前、仮眠。午後、浅田くんと合流して清水へ。
 日本×モンテネグロ@エコパ。2002年以来のエコパだ。深夜、戻ってファミレス。

 6月2日(土)
 早朝、浅田くんを引っ張ってリフティング。14回。ミートの感覚つかむことが大切。
 昼前就寝、夕方起床。夜から朝、マスコミ塾についてあれこれと。

 6月3日(日)
 未明、窓の外でけたたましく鳥の声。早朝になっても続いているので、何だろう?とベランダに出てみたら、隅からか弱い鳴き声が。ひながベランダに落ちていたのだ。どうやらまだ飛べないらしい。飛べないながらも未成熟な羽根をばたつかせている。拾い上げてやろうとするが激しく抵抗され捕まえきれない。頭上では親鳥が金切り声。助けてやろうとしてるんだよ、こう見えて意外といい人間なんだよ、と伝えたいが、うまくいかない。結局、仕切り板の下から隣のベランダに逃げて、というかバタバタと転がっていってしまう。
 7時過ぎになって、我慢できなくなって隣をピンポン。実はひな鳥が……と探してもらったけど、見当たらないみたいだった。自力で何とかなったのか? そういえば親鳥の姿もいつの間にか見えなくなったし。
 それにしても恐るべきはカラスだった。わめき啼いている親鳥を見下ろすように、近くの電線からしっかりと様子を伺い続けていたのだ。その真っ黒い視線がひな鳥に向けられていたのは言うまでもない。茅ヶ崎といえども十分都会、しかも車往来も激しい通りに面したマンションの一角での小さな事件。しかし、そこにもフードチェーンの末端がしっかりと張り巡らされていることを、僕は朝から目撃したのだった。
 昼、海。すね程度の力ないブレイクだが、とりあえず乗れる。波もないのでウォーキングの練習してみるが、サイドステップを踏んでしまう癖が直せない。なかなか難しい。
 東京六大学野球、早慶戦。ハンカチ祐ちゃん人気で普段より力の入った放送。そんな中、早稲田監督の審判への猛抗議に、勝手に甲子園の延長と思い込んでる人たちは驚いたのでは。大学野球は高校野球とは違うのだ。

 6月4日(月)
 午前、J+のゲラチェック。
 昼、近所にできたハワイアンテイクアウトランチのお店にようやく。3月ごろにオープンしたときから、絶対うまいに違いないと気になり続けていたので。今日のメニューはモチコチキン。やっぱり超おいしかった。おいしいだけじゃなくて、何だか楽しかった。ランチボックスの中身にも周囲にも店主のこだわりが、さらりと散りばめられていて。幸福な食である。
 午後、海。腰程度。だいたい立てる。もう立てることでは満足しないようにしよう。とりあえずは横に滑れるように。

 6月5日(火)
 今日も昼はマナフード。
 マスコミ塾第二期。企画について。企画とは、誰のための企画か、どうやって企画を通すか、といった話。
 最近、周囲のルーズさや無自覚さが目に余る。おかげで無意味に疲弊する。無駄に神経がピリピリする。まともにお金のやりとりもできないし、挨拶もロクにできないクラブや、取材相手について何の予習もせず、予習してないことさえ気にならない編集者…。溜息出る。暗澹たる気分になる。

 6月6日(水)
 午前、メール数件。とりわけフットボールタイムの読者への返信は充実感ある。昨秋に最初に読んで、今回改めて読み直してメールをくれたのだという。本人もドイツでワールドカップを見、僕の旅と重ね合わせながら自分の思い出も書き記してくれている。読みながらカワバタさんは俺の中の代表やなぁと思っていたら、あとがきに「友達になりましょう」と書いてあって確信したという。そして、友達になりたくてメールしてくれたという。嬉しい。物書き冥利に尽きる。それどころかこんなふうに生きていっていいんだ、と心強くなる。
 昼、携帯サイトの原稿。夕方、北京五輪予選・日本×マレーシア@国立。試合後、浅田くん、中山くんとデニーズ。

 6月7日(木)
 午前、MDPの原稿。昼、海。腰程度はあるが、強風でぐしゃぐしゃ。ほとんど何もできず。その後、リフティングは14回。
 マスコミ塾第一期後期。今日のゲストは浅田くん。ちゃんとスーツ着てきてくれた。さすが会社人経験あり。

 6月8日(水)
 派遣を巡る疑惑でコムスン折口CEOが会見。極めて印象悪い。政策転換に伴う法改正に乗じて急激に膨張した会社。言い換えれば小泉自民党に背中を押されて成長した企業とも言える。が、ホリエモンの例に限らず、この手の尖兵は結局のところ鉄砲玉の役割を担わされた挙句に斬り捨てられるのが世の常。本当にタチの悪いのは日和見政権だが、だとしてもコムスンは生贄にされる可能性が高い。
 で、気になるのはベルマーレだ。コムスンを傘下に収めるグッドウィルはいまや株主でもある。余波をかぶるのは避けられないかもしれない。
 ジョギング5キロ。間を空けてしまったのでキツイ。全然走れない。リフティングは21回。
 今夜の日本テレビはV9復刻ナイター。字幕までレトロ。21番、左腕の高橋尚はいわば高橋一三の役。できれば青グローブはめてほしかった。

 6月9日(土)
 ジョギング5キロ。昨日走ったので重い。それでも最後は頑張って5分台。リフティング21回!最高記録。だいぶ感覚変わってきた。
 MrMAXに行ったついでに白旗神社に寄ってみた。初めて。

 6月10日(日)
 湘南×水戸@平塚。序盤は明らかに劣勢。しかしレフリーの不可解な判定で相手が退場してからはモメンタムも一気に傾き圧勝。内容的には決していい出来ではなかったが。何はともあれこれで4位に浮上。モチベーションも上がるはず。あと梅田がケガから復帰。ゴールにも絡んだ。
 予め外から与えられた欲望を自分の夢と思い込み、リアルな幻のなかでもがきながら生き続けるしかない。呪縛を越えたモチーフへの憧れではないだろうか@もしもし運命の人ですか@種村弘。

 6月11日(月)
 マナフードで「おいしいし、楽しい」と伝えると、ミナちゃんが喜んでいた。すっとコミュニケーションが成立することが楽しいし、その喜んでいる顔がまた楽しい。
 6キロジョグ。バタバタヨタヨタだが、6分台×6キロで何とか走れるまでに戻った。もう少しすっと走れるようにしたい。リフティング23回。
 同じマンション在住の高校生が竹刀を振っていたので、ちょっとだけやらせてもらう。小学生のとき以来だ。野球とかサッカーじゃなくて剣道部に入部する高校生が妙に美しく感じられた。

 6月12日(火)
 海。波なし風あり過ぎ、でほとんど何もできず。
 マスコミ塾第二期。前回の続きで、企画を立ててみる。

 6月13日(水)
 海。腰〜腹。今日はいい感じ。ターンも少し感覚つかんだような。
 明日のフロンターレ取材の予習。MDPの原稿。
 SONGS@NHKは佐野元春。アコースティックバージョンのSOMEDAYが非常にかっこよかった。

 6月14日(木)
 武田社長@川崎。富士通との関係、立場などかなり正直に話してくれた。いずれにしても武田社長就任後のフロンターレのステディな躍進はJでも白眉。武田社長と現場の福家、マネジメントの竹中両氏の三角形が機能して成果を挙げている。
 マスコミ塾第一期後期。今日はサッカーJ+の佐川さんと松村さんが講師を務めてくれた。

 6月15日(金)
 海。俺にとってはややサイズ大だったが、厚めの波なのでテイクオフできる。おまけに横にも滑れ、方向も変えられ、ちょっとだけアップ&ダウンも。これまでで最高にサーフィンらしかったかも。
 夜、せっちゃんと秦野。なんつっ亭でラーメン、若竹の泉で給水。

 6月16日(土)
 今日から甲子園県予選スタート。沖縄から。
 海。すね。今日はテイクオフもままならず。難しいもんだ。へこたれそうになったが、隣の女の子が一生懸命頑張っていたので、俺も見習って頑張る。
 夜、大合コン@渋谷。てゆうか大学生のサークルの新歓コンパみたいな絵だった。未明、中山宅で少々時間潰しと酔い覚ましの後、帰宅。

 6月17日(日)
 
湘南×鳥栖@平塚。藤田の技ありシュートで先制されたが、それ以降はベルマーレが優勢。水曜に試合がない分のアドバンテージは大きい。後半は一方的に攻めて4対1で快勝。

 6月18日(月)
 リフティング15回。10回以上は何度かいくが。熱中していたら左足ふくらはぎがピリッ。せっかく治ってたのに。また再発か。
 夜から朝、マスコミ塾の準備。

 6月19日(火)
 今日になってもふくらはぎの痛みが激しい。動くたびにズキズキ。気分が落ちる。
 マスコミ塾第二期。企画の続きと、原稿の種類について。
 嶋からTEL。お母さんが心不全で危篤に陥り、医者からも、もう…と言われたのだそうだ。でも、嶋はそこからもがいた。医者を探し、手術の可能性を探り、そして母親を助けたのである。エライと思う。かっこいいと思う。しかもその医者が津高野球部の先輩の縁で…というサブストーリーも麗しかった。
 夜中、映画「力道山」(ソン・ヘウン)。東冨士役で亡くなった橋本眞也が出ていた。

 6月20日(水)
 未明、「GO」(金城一紀)読了。少し気分が復活。
 武田社長のテープ起こし。

 6月21日(木)
 未明、「博士の愛した数式」(小川洋子)。「明日の記憶」同様、アルツハイマーもの。が、数学×センチメンタルという新たなモチーフ。幾何学にも、腕さえあれば、静謐な感動は宿るのだ。無論、「不治の病の恋人」も不要。
 海。厚めの風波。でもサイズあったのでテイクオフはできる。が、ふくはらぎが痛くて踏ん張れない。最後にパドルのコツをちょっとつかんだ。
 マスコミ塾第一期後期。今日はサッカーマガジンの新編集長、根本さん。「新」だと思ってお願いしたのだが、間もなく「前」になると聞いてびっくり。塾生の一寸木さんの自作のTシャツの背中、「でももうちょっと頑張ってみよう」が何だかとてもいいなぁ、と思いながら最後列で授業を拝聴。

 6月22日(金)
「フルスウィング」読了。著者は須藤靖貴。アメフトマガジンにいたあの須藤くんだ。いまや期待の作家。俺も頑張ろう。
 夕方、JSMセミナー@渋谷。先日パンフレットの原稿を書いたJSM主催のセミナー。J坂崎さんと犬飼基昭の対談など。

 6月23日(土)
 川崎F×磐田@等々力。岩澤さんに久々に会った。非常にフレンドリーだった。
 SONGS@NHKは甲斐よしひろ。カバーしていた曲がことごとく俺の趣味。でも残念ながらあまりよくなかった。個性強すぎて。やっぱこういう人はオリジナルでしょう。甲斐バンド、大脇と一緒にラストコンサート@武道館行ったなぁ。

 6月24日(日)
 武田社長の原稿。
 原稿書いているとき以外、ベルマーレ広報嬢のルーズさについてぐるぐる考えている。ぐるぐるするのはベルマーレが大事だから。本人が信用を失うのは構わないが、ベルマーレの信用を落とされるのは許せないので。

 6月25日(月)
 完徹。気持ちがドス黒いので、映画「戦場のピアニスト」に逃げる。昼、マナフードで雑談して気分が多少晴れて、午後仮眠。
 大きな部品を欠いたまま、それでも自分を組み立てなおそうとしている@アジアンタムブルー(大崎善生)。

 6月26日(火)
 今日も徹夜。「アジアンタムブルー」読了。すごかった。読みながら気がついたら右手を握り締めてた。
 マスコミ塾第二期。文章講座。「当たり前のことだけど、書かなきゃうまくならないに決まっている」の前置き付きで、それでもちょっとした法則性について。
 文学作品は何をテーマにし、いかなる文体によるものであれ、何らかの意味での反抗、復讐、批判、謀反、反乱、ひとえにこの情熱から書かれてきたが、いまやそれらの敵を見事に見失ってしまったのではなかろうか。いまやソフト、オープン、リッチの時代に、その数少ないこと著しい@衣食足りて文学忘れる@開高健。

 6月27日(水)
 小林至@六本木。2度目のインタビュー。この間近況報告メールや年賀状が途切れないちゃんとした人。今日は夫婦について、家族について。が、東大卒でプロ野球選手になり、浪人してアメリカへ渡り、突然帰国して選挙に出、とリスクを連れ合いとする半生が示す通り、スーパーわがまなな人でもある。スーパーわがままであるために、スーパー努力のヒトでもある。変わり者だからこそ魅力的で面白い。
 湘南×京都@平塚。試合後、久々に大好きやにてサポーターのみなさんとメシ飲み。
 書くという行為には野蛮が必要。だが洗練されてエレガントになって、それが出てこない。活力がない@開高健。

 6月28日(木)
 マスコミ塾。今日の講師は半田さん。「説得力を出すためには?」と問われて、即座に「相対化でしょう」と答えられる半田さんはやっぱりすごい。今日の一寸木さんのTシャツは「ちからを抜いて歩いてみよう」。
 なんか喉が渇いたので、先日来時々通っている近所のスナック、ラ・フランス。結構盛り上がって、閉店後ママと客と駅前のスナック、ユミへ。久々カラオケ&痛飲。和んだ、というか油断したこともあり、帰りのタクシーでママに「実は…」とやめとけばいいのに明かしてしまう。明かした結果、ママから思いがけない情報を聞かされ……。

 6月29日(金)
 二日酔い、なのかな。さほどの驚きはないつもりだったが、時間とともに妄想深まり。これは嫉妬なのか未練なのか、それとも、と結局ダメージの一日。
 旅とはとどのつまり異国を触媒として、動機として静機として、自身の内部を旅することと思われるが、自身を目指すしかない旅は、やがて遅かれ早かれ、ひどい空虚に到達する。空虚の袋に毎日毎日私は肉やパンや酒をつぎ込んでいるに過ぎないのではないか@開高健。

 6月30日(土)
 徹夜明けで海。波ほとんどないが、バランス移動でうまくテイクオフできる。
 横浜FC×千葉@日産。飯塚くんがカバを持ってきてくれた。ちょっと前に「こんなカバ見つけたんですけど、どうですか?」とメールをもらい、購入しといてもらい、飼っておいてもらったカラフルでデカイやつ。
 深夜、シャラポワvs杉山愛@全英オープン。茅ヶ崎のヒロインを応援しながら。