
2007年7月
7月1日(日)
リフティング14回。
新ドラマ「パパとムスメの7日間」。ホームドラマ+コメディなんだけど、笑えない。舘ひろしキモい。新垣結衣もカワイソウ。阿部寛なら成立したかも。
羽賀健二が恐喝容疑で逮捕。華原朋美が薬物依存で解雇。
7月2日(月)
マナフード、今日のメニューはタコライス。いつもおいしい。店主の2人はともに30代前半であるらしい。でも同級生のようにも、母親のようにも感じられる。
7月3日(火)
U20ワールドカップ@テレビ。vsスコットランド。森島、梅崎、青山で快勝。
マスコミ塾第二期・前期最終回。初めての試みとしてスポーツ史について。ついでに、みんなで年表を作ってみよう! 歴史を縦横に視覚的に並べて把握する目的だったのだけど、あまり盛り上がらなかった。
7月4日(水)
午後、海。小波だが、いい感じで「すっ」と乗れた。板の上でも安定していた。
夕方から夜、「スポーツで働く」の原稿。
7月5日(木)
昼前、フォードの定期点検。昼すぎ、MDPの原稿。夕方、海。サイズあるが面が整っていて恐怖感はない。が、昨日のようにうまくいかない。やっぱり波が変わると何もかもが変わってしまう。難し面白い。それでも何度かテイクオフできて、斜めにも滑れた。
マスコミ塾第一期後期。今日の講師は飯竹くん。塾の後、平塚駅をまたいでベルサポさんたちがやっている七夕飾りの手伝い。
2014年冬季五輪がソチ(ロシア)に決定。
7月6日(金)
午後、海。面がガタつき、力ないブレイク。モモくらいのサイズの波がきたときにはうまく滑れた。パドル→テイクオフのタイミングが不安定。しっかりつかみたい。ついでに砂浜ジョグ。
夜、久々に桂子ちゃんからTEL。つかず離れず気がつけば結構長い付き合いだなぁ。時々忘れずに電話してくれるおかげ。
7月7日(土)
湘南×福岡@平塚。試合後、今度ベルマーレが出すフリーペーパーの打ち合わせ…のはずが、誰も何も言ってこない。今週わざわざ「試合後空けておいてください」とメールあったのだけど。さてさて、と思いながらこちらから促したら「あっ!」と忘れてた様子。信じがたい。おまけにこっちが待っているというのに担当者はヘラヘラダラダラしている。まったく信じがたい。
さらに打ち合わせ@ロイホは、えっ、これ打ち合わせですか? 何か決まってることないの? 決まってないにしても何か考えてないの?という類の与太話で。ライターとして言えば、時間の無駄。クラブを愛するサポーターの立場で言えば、給料の無駄。いつもお金ない、お金ないって喧伝してるわりには、そして周囲の人にボランティアや値下げを要求してるわりには、給料もらってる社員の仕事のクオリティは低い。間近で見ていると、お金以上に人材が不足していることがよくわかる。よくわかるのだが、それを無償奉仕しているサポーターさんたちに言えないところが中途半端な立場の僕の、目下の最大の悩み。でも、このままじゃよくないよなぁ。
そんなわけで打ち合わせ後ファミレスに移動して隈元さんに長い愚痴。隈元さんに言えば、巡り巡ってクラブに聞こえるかもと期待して。
7月8日(日)
昨日からアメフトW杯が等々力@川崎で開幕。以前ならイチもニもなく駆けつけたのだけど。
7月9日(月)
久々にジョギング。6キロ。キツイ。それでも最後は5分台前半で無理やり。6分半くらいで10キロ走れるところまで頑張ろう。走った後、公園でリフティング。14回。
夜から朝、マスコミ塾の準備。
7月10日(火)
マスコミ塾第二期。今日で前期も最終回。後期に継続しないだろうなと感じる人がちらほらと見える。有り体に言って、講師の技量不足ももちろんあるし、そもそも本人のやる気不足もある。前者についてはもちろん僕は努力する。が、後者については僕もどうしようもない。というか親であっても先生であってもどうしようもない。
夜中、携帯サイトの原稿。
7月11日(水)
完徹。朝、海。台風が近づいているのでうねりが大きい。が、ゆったりの波立ったのでうまく乗れる。長い間乗れるので超楽しい。途中から風が強くなり、面も荒れてきて、何度か巻かれた。
MLSオールスターで、イチローがインサイドパークホームラン。かっこいい。
7月12日(木)
朝、海。膝モモ、トロダラな波。それでもまあテイクオフはでき、横にも滑れるようになってきた。立った後の動作が固いのが課題。
マスコミ塾第一期の最終回。開講から半年。ここまで来れたのは一期生のみなさんの支えのおかげ。本当にありがとう。
7月13日(金)
朝、海。台風接近中、なので大混雑。ヒト、ヒト、ヒトである。おかげで気になってなかなかテイクオフできない。もうちょっとうまくなれば、オラオラ!といけるのだろうけど。それでも周囲を気遣いながら3回テイクオフして3回ともうまく乗れる。しかもレギュラーに曲がって長い間乗れる。もう少しうまくなれば、オラオラ!とは僕は行かないが、ヒトの間を縫って滑れるようになるかも。
昼、安藤美佐子@馬入。インタビュー後、お願いしてキャッチボール! 嬉しい。もっと本気でやってもらえたらもっと嬉しい。次回に期待。
7月14日(土)
昨日海で見たよ、とマナフードのトモちゃん。声かけてよ、てゆうか、教えておくれ。
安藤のテープ起こし。日付が変わる前に就寝。
7月15日(日)
早朝目が覚めたので海を見に行く。見事にシケてる。ボクらの時代@CXに武田、中山、井原が出ていた。早起きすると普段とは違う趣きのテレビも見れる。
昼、噂の東京マガジン@TBSでは、日本一うなぎを食べる街、として「津」が紹介されてた。まったく知らんかった。誰か知り合い出てこないかなぁと思いながら見てたら、新玉亭…うわっ、亀井くんの家だ。びっくりした。津に引っ越してすぐの頃に、あそこで肝吸い食べて湿疹出たことまで思い出した。
夜、小林至のテープ起こし。
7月16日(月)
今日も早朝起床。台風一過の真っ青な空。海はヒト、ヒト、ヒト。これではとても入れないと諦めて、午前は洗濯、クローゼットの整理など。いまやまったく着る機会のないスーツなどを片付け。以前、経済関係の取材をしていた頃、当時の彼女に選んでもらったデザイナーズブランドのスーツやネクタイたちが懐かしい。
午後、掃除。夕方、買物。
7月17日(火)
昼、海。台風も過ぎ、うねりも弱。はじめうまくいかなかったが、途中からはいい感じでテイクオフ。横に滑り、波の前に意識的に板を持っていける。
午後、安藤の原稿。甲府取材の予習。
サイバーエージェントは終身雇用制を打ち出しているとのこと@ガイアの夜明け。新しいIT業界が「時代遅れ」と言われた雇用制度を取り入れるのだ。新しいとか古いとかということは、本質的な評価とは無関係である好例。
7月18日(水)
川崎の佐川さん宅経由で甲府へ。海野社長と、はくばく長澤社長にインタビュー。ヴァンフォーレとはくばくの関係は親友とか幼馴染に値するものだと思っていたので対談実現できて嬉しい。腐れ縁こそがもっとも信頼できる人間関係だと僕はどこかで感じている。
取材後、2002年W杯余剰金を原資とする助成金で作られた昭和町のグランドを視察。グランドばかりかクラブハウスも完成している。完成しているが使えない。竣工から日にちが経ち、未使用のまま荒み始めているクラブハウスが何だか虚しい。昭和町の体制が変わった影響で、着工時と思惑が変わってしまったのだ。Jが三位一体を謳う以上、行政のねじれと無関係ではいられない。そんなあれこれを受け入れ、呑み込みながら前進していくたくましさこそが必要なのだ。「地域密着」と一方的に言い続けていても百年は続かないということ。
甲府取材の恒例、小作でほうとうを食べて帰路に。
夜、MDPの原稿。
7月19日(木)
ベルマーレのフリーペーパー「MARE」の原稿書き。コラムと安藤。
原稿終了後、何はともあれ一汗かきたくて海までジョグ。
夕方、塾生インタビューを覗きにベルマーレ。ついでに、このところの未払いについて3度目、いや4度目の「まだ入金してないよ」。僕だって言いたくて言っているわけではない。ごくたまに払い忘れる取引先もあるけれど、どこだって謝って、慌てて支払うものである。そしてこちらも「こんなこともあるよ」と笑って終わる話である。
ところがベルマーレの場合は、3度伝えても未払いのままである。金がなくて払えないのではなく、そのたびに忘れてしまうのだ。払い忘れていること自体がまず問題だし、払い忘れていることを指摘されても気にしない時点でもはや会社とは言いがたい。社会通念に照らせば取引先として失格である。
ましてベルマーレは「お金がないのですみませんが…」とマケてもらいながら商売をしているのだ。注文する際には甘えた声で愛想振りまいてマケてもらい、いざ商品をもらったら知らんぷりでは会社としても人としても信用など得られるはずもない。聞けばこうしたルーズさは珍しいことではないらしい。これでは地域に密着すればするほど、地域から信用されなくなってしまう。
ちなみに今日に至っては僕の請求に対して「うるさいな!」と言わんばかりの態度であった。「今じゃなきゃダメですか!」と逆ギレされてしまった。「今」じゃなくて、もう数ヶ月言い続けていることなのだけど。あげくにそっぽ向いたまま封筒を差し出されてしまった。信じ難い。本当に信じ難い。さすがにキレそうになったけど、あまりのことに呆れて、キレる気力も失せてしまった。
深夜、朝に送ったMAREの原稿をリライト。発注(の行数)を間違っていたというのだ。頼みごとをするときの常として、夕方の態度とは打って変わって、やっぱり甘え声であった。あらゆる意味で勘違いしている。
7月20日(金)
波なし。とりあえず砂浜ジョグ。その後、小波でパドルと板の上でのバランス。
ベルマーレとの付き合い方について、考えるともなく考え続けている。はっきりしていることは僕はベルマーレを応援しているのであって、ベルマーレの社員を応援しているのではないということだ。そして社員として不適格な人に、ベルマーレに関わってほしくないとも思う。なぜなら僕にとってベルマーレが大切だからだ。
7月21日(土)
湘南×愛媛@平塚。ホームスタジアムにいるのにどうにもこうにも居心地が悪い。疑念が深すぎて、バックステージで心穏やかでいられないのだ。社員と意見が合わず去っていったボランティアの顔が浮かんだりする。ベルアーレはみんなのものです、みなさんの支援のおかげでベルマーレは存在できてます、と言いながら、自分と意見の合わない人は排除する欺瞞。「わたしのベルマーレ」という思いが強すぎる社員は、結局のところこの手のクラブには不適格なように思う。「わたし」は二の次にして、「みんな」を、つまり「私とは違うかもしれない誰か」を尊重できる人でなければいけない。
7月22日(日)
Pカン。海。すね。ほとんど割れず。それでも一昨日つかんだバランスで何度か立てた。
午後、サッカーダイジェストの原稿。
ベルマーレについて今日もつらつら考えている。身の丈経営について。極めて普通のことである。どこの会社も収入に合わせた経営をしている。それがフツウなのであって、一部のJクラブのように親会社が損失補てんをしてくれる経営構造の方がむしろ稀なのだ。つまりベルマーレが取引している会社も、当然身の丈経営をしているのである。自ら稼ぎ、稼いだ収入で、会社を運営しているのだ。が、どうもベルマーレの一部の社員はそのことがわかっていないらしい。まるでベルマーレだけが特別不遇な経営を強いられていると勘違いしているフシがある。
ちなみに僕ももちろん身の丈経営である。年間売上がベルマーレの約100分の1の零細事業主である。3万円はベルマーレが感じているより100倍僕にとっては大きな収入なのだ。そして当然、僕らはベルマーレよりもずっと下層に位置する、常に崖っぷちの下請けなのである。
ついでに言えば、僕のような個人事業主の場合、仕事の財布とプライベートの財布はほぼ同じである。つまり家賃も光熱費も食費もそこから生まれ、払われていく。3万円は僕のひと月の光熱費や電話、ネットなどの固定費と同額である。「お金がない」と言い続ける彼女はそういうことがまったくわかっていない。ベルマーレには親会社がないが、彼女自身はパラサイトだからだ。衣食住にまったく困っていないのである。そういう人が一番厄介である。
7月23日(月)
左肩が痛い。痛いというより内側がズンと重くて痺れる。時間とともに、左腕全体、それと親指にも痺れが回ってくる。触ってみると冷たい。
午後から甲府の原稿。
7月24日(火)
今日も甲府の原稿。夕方、波なしなのでジョギング。5キロ。ヘロヘロ。暑さとダルさで。夜、再び甲府の原稿。深夜、ラ・フランスにて飲み。
徹子の部屋@テレビ朝日に、洞口依子が出ていた。ガンから生還。ますます深い井戸のような瞳になっていて見入った。
7月25日(水)
携帯サイトの原稿。
湘南×京都を今日もモトロッソでサポーターさんに埋もれながら観戦。1対2で負け。
7月26日(木)
昼、MDPの原稿。締切についての連絡がないので放置していたら電話。誰が発注側なのかという自覚がない。「自分の思い」にばかり誠実で、自分のタスクをこなす責任感が薄い。
午後、甲府の海野社長からTEL。原稿についての感想とお褒めの言葉、しかしそれだけで終わらないのがJ随一の営業マン。人たらしの一面を垣間見た思いだった。決して嫌な気にならないところが、人間性の魅力。
今日も波なし。体もダルいので走るのもやめてリフティング。なかなか10回をクリアできず。でも久々にしてはちゃんとミートできてたし、まあこんなもんだろう。
夕方、ヤマダ電機のレジでお金を払おうとしていたら、突然何かがブーンと飛んできて。なんと肩に立派なカナブンがとまったのだ。驚く僕とレジの女性を横目に、隣のお姉さんがすっと手を伸ばしてカナブンをつかまえて僕の肩から引き剥がしてくれ、そればかりか自分の胸元にくっつけてにっこり笑っていた。すごくカッコよかった。こういう女性と結婚したいものだと思った。
「失明して困ったことは一つだけ。朝起きてハブラシに歯磨き粉を乗せられなかったとき。でも翌日には解決した。先に歯磨き粉を口に入れればいいんだから」@解夏。村上春樹の、指のない女の子がした手袋の話を思い出した。
7月27日(金)
Pカン、だがやっぱり波なし。結局砂浜ジョグとパドルの練習。でも気持ちはいい。
少し前に桜道にできたKeiで夏野菜カレー&グレープフルーツティー。店主のケイさんの、腰の蛭(ひる)治療に興味津々。
夜、プレジデントファミリーの原稿。
7月28日(土)
左手親指の痺れが強くなっている。なんなんだ?
夕方、海。潮が上げていてほとんど割れず。1回だけ無理やり立ったが、あとは徒労のパドリング練習デー。
湘南×徳島@平塚。帰宅後、ダイジェストの採点。J+のゲラチェック。
7月29日(日)
午前就寝、午後起床。すでにテレビは選挙一色。夕方、投票。直後、激しい雷と雨。
午後10時過ぎから安倍首相が各局に出演。はじめは緩い感じだったが、筑紫哲也の音声のみ質問@TBS以降、緊迫感がぐぐっとアップする。本気と覚悟の人の直言は鋭く深い。その後のCXでも安倍首相の顔は強張り気味で、頭も混線気味だった。小人物ぶりが透けて見える。辛いな。絶対ムリだな、と思った。
7月30日(月)
小田実さんが逝去。あの上目遣いから発する凄みの利いた言葉は刃物のようだった。闘う作家。合掌。
恵理ちゃんからお手紙。生保レディになったらしい。ようわからん。
夜から、サウスバウンド@奥田英朗。闘う父親、絶対的味方の妻、翻弄される息子。しかし…。長編大作ながら一気に読んでしまう。よって徹夜。
7月31日(火)
海、小波だったが、辛うじて割れてたので辛うじてテイクオフできる。それはそれで結構楽しかった。
マスコミ塾第一期生のみなさんにお手紙。御礼と激励。
スポルティーバ9月号、桑田記事のクレジットに「水次祥子」。うわっ、水次さんだ!懐かしい。
テージセー@日本テレビ。居場所がない…という話を聞きながら、改めて俺にはあるのか?と黙考する。