2009年3月


 3月1日(日)
 素子とレオを博多駅に迎えに行ってあげて、その後、病院。母、だいぶ回復。起き上れる。顔つきも元に戻っている。おかげでたくさん話す。昔話、初めて聞く話ばかりで興味深い。ついでに愚痴もたくさん。それも嬉しい。
 父はどうも面倒臭いらしい。今日も病院には来ない。母曰く「すぐに飽きるから、来ても長い間はおりきらん。でも、しょうがないからいい」。そのくせ何でもないのに電話してきて、わかりきってることを繰り返す。寂しいのかも。かまってほしそうでもある。うーん、親の知らない面をいろいろ見るなあ。子供の頃の父は一緒に遊んでくれ、野球もボウリングも上手で、誇らしい存在だった。
 夕方、病院を出てレオとホークスタウンへ。その後、素子のとこでゴロゴロ。

 3月2日(月)
 母の病室。動くと痛い、とのこと。動くと痛い、まで回復したということ。
 夕方、百道小学校の校門前でレオを待ち伏せる。びっくりさせようと思ってたのだが、見つけらず。友達とどんな感じなのかも見てみたかったのだけど残念。
 家でレオと会った後、室見川の河原で遊ぶ。結構楽しい。その後マリノアへ行って、ゲーセンなどでまた遊ぶ。こっちはイマイチ。レオが自然で遊ぶのが好きな子でよかった。夜、素子がマッサージなどしてくれる。

 3月3日(火)
 雨。母の病室。おならもウンチも出たとのこと。今日は主に旅行の話。上高地だとか、フカヒレだとか、母の旅先での思い出を聞く。といっても母が行ったことがあるところはほんの少しで、行きたいところは無数に残っている。ずっと自分の行きたいとことか、食べたいものとか、やりたいこととか、とにかく「自分」を後回しにしてきて、突然この状態。何とか元気になって、今度こそ自分のために時間とお金を使ってほしい。そういうチャンスを母に与えてほしい。
 今日は晩飯を実家で父と。3日ぶりだ。
 ベルマーレ広報からTEL。「MDPをお願いするのを忘れてました」。それも普通の声で。本人はすっかり失念しているようだが、母の手術があるので早めに発注してほしい、とお願いしたのは数週間前だ。その場では心配顔をしてくれるのだが、すぐに忘れる。「熱い思い」とやたら口にするが、結局それは「私の熱い思い」なのであって、相手の気持ちではない。

 3月4日(水)
 午前、MDPの原稿。終わった後、母の病室。
 夕方からレオ。今日は下校から尾行に成功した。一度帰った後、ドームの近くまで歩いて行って、公園で遊ぶ。帰り道でお父さんについて聞いてみる。レオなりに考えがあるようで何だか安心した。正しいかどうかとか、幼稚だとか、そんなことはどうでもよくて、自分なりに考えることが大事だと思うから。夜もそのまま素子宅で夕食、だらだら。

 3月5日(木)
 半分ウォーキング、半分ウォーキング並のジョギングで3キロ。ウォーキング並ではあったが、故障後初めて走れた。痛みはないが、何だか力が入らない感じ。筋力は決して落ちてないはずだが。
 昼から病院。途中素子をピックアップして父と3人で。しばらく3人で母を囲んだ後、いつものように一人残って長話。いつものように子供の頃のこと、苦労話などなど。母からのリクエストで録音していた主治医の手術直後の説明をICレコーダーで聞かせる。
 父のおごりで素子と玲生とそば@素屋。
 そういえば今日は遠藤さんの誕生日。何歳になったんだっけな? いつも間違えるからな。ナンダkカンダ言いながら長い付き合いだ。

 3月6日(金)
 午前、母の病室。ちょうど今日から三分粥になるというので、それを見て、そして出る。出がけに握手して、また来る、頑張って、と俺。母は、ありがとう、わかった、仕事頑張って。
 夕方、羽田着。雨、雪。

 3月7日(土)
 Pカン。ジョグ3キロ。8分台で。
 WBC・日本×韓国。7回コールド勝ち。ん? コールド? 高校野球の県予選か?
「まだ何もしてない」@星野道夫。俺も、まだ、何もしてない。

 3月8日(日)
 J2開幕。湘南2×1横浜@平塚。縦への意識付けがよく感じられた。これが反町カラーか。ダイジェストの採点、ゲームレポート。浅田くんとメシ@夢庵。

 3月9日(月)
 ウォーキング&ジョギング4キロ。7分台で。サポーターをつけずに走った。

 3月10日(火)
 久々、マナフードl。レナ&ミナちゃんとも久々。楽しい。
 走らなかったので部屋でリフティングして少し動かす。ストレッチしてもほとんど張りを感じなくなってきた。
「人間の気持ちとは可笑しいものですね。どうしようもなく些細な日常に左右される一方で、月の感触や初夏の気配でこんなにも豊かになれるのですから。人の心は深くて、そして不思議なほど浅いのだと思います。きっとその浅さで人は生きてゆけるのでしょう」@星野道夫。

 3月11日(水)
 川淵三郎@JFAハウス。たぶん僕はキャプテンと合うんだな、いつものように予定オーバーの放談を収録。
「頭ばっかりデカくて目ん玉小さいなあ。おまえは人から教えられたことを繰り返してるだけだ」@青山二郎@白洲次郎@NHK。

 3月12日(木)
 ジョグ5キロ。7分30秒ペースで走れた。体重は71キロ台。ひどい。
 文春の書評で取り上げた「新しい郊外」の著者、馬場さんのブログに「Numberなどでインタビューの参考にさせてもらっていた川端康生さんが…」。馬場さんも僕のことを知っていてくれたらしい。やはり縁があった、きっとそんな気がしてた。

 3月13日(金)
 北村弁護士のテープ起こし。
 夜、平塚商工会議所青年部20周年の件で、相山さんらと@モトロッソ。
 台風みたいな風雨の晩、「疾走」(重松清)読了。「おまえ」が疾走を渇望した世界。

 3月14日(土)
 車のエンジンをかけると、ナビが「今日は数学の日です」。一瞬、ん? そっか、円周率3.14だ!
 母の病室に、昌子姉ちゃん、夏織、栄一、素子、レオがサプライズ訪問。お見舞いを頑なに拒んでいた母だけに、もしかしたら怒るかも…という心配がゼロではなかったけど、随分回復してきたし、気持ちも前向きだからきっと大丈夫だろうと。
 聞けば病院の玄関から電話を入れたのだそうだ。母もさすがに観念したらしい。そして楽しくみんなで話せたとのこと。よかった。嬉しい。素子と昌子姉ちゃんのおかげ。ありがとう。
「人生って自分が死んだら終わり、ってわけじゃないのかもしれない。その後に残された人への影響も含めて自分の人生かもしれない」@ラブシャッフル。

 3月15日(日)
 Pカン。初夏の日差し。ジョグ5キロ。7分15秒ペースで。少し張りあるが、さほど問題なし。走った後の気だるさが嬉しい。
 レオからBOXが届く。ティッシュケースに飾りつけをしてキラキラしてる。中には松ぼっくりとか、おまけの玩具とかのガラクタに混じって絵本(英語)なんかも入ってる。ガラクタも何もかも嬉しい。愛おしい。
 落日燃ゆ@テレビ朝日。小学校の先輩である広田弘毅は、鵠沼に住んでいた時期もあるのだそうだ。そして原作者の城山三郎はもちろん茅ケ崎。
 夜、素子TEL。

 3月16日(月)
 姿子さんの練習を見に@ビーチパーク。その後、鈴木洋美さんと3人で、シラス丼@江の島、パシフィックデリ@茅ケ崎。
「自分がまだカタチにしたことがなく、他の誰もカタチにしていないような本を書くためには孤独が必要だ」@M・デュラス

 3月17日(火)
 ジョグ4キロ。暖かい、というより暑い。20度あったらしい。おかげで張りもほとんど感じず、フツウに走れる。
 俊ちゃん、4月にこっちに引っ越してくるとのこと。鎌倉由比ヶ浜。
 母からTEL。退院したとのこと。4ヶ月に及ぶ闘病、一段落。4月4日から抗がん剤治療が始まる。
 晩飯、吉野家。夜中、「28日後」(D・ボイル)。凶暴性に感染した世界。

 3月18日(水)
 今日もPカン。昼ごろ遠藤からTEL。「MDP今日締切でした」。相変わらず。
 サッカーマガジンよりの送本にA4レター。「昨今のさまざまな事情を踏まえ、今回をもちまして送本を打ち切らせていただくことになりました」。まあほとんど仕事してないから仕方ないけど、「様」だけ印刷で、名前部分には手書き、人を選んで打ち切っているのがミエミエなのはさすがに気分よくない。下手だな。
 闇サイト殺人に判決。2人死刑、1人無期。娘を殺された母親は、夫も白血病で亡くしているとのこと。人生は平等ではない。
 今日も晩飯、吉野家。実は丼をもらうためにスタンプを10個集めなければならないのだ。しかも期限は今週いっぱい。キャンペーンをやってるのに気付くのが遅すぎ。でも丼ほしいし。

 3月19日(木)
 WBC・日本5×0キューバ。岩隈、ナイスピッチング。
 吉野家、3日連続。牛丼大好きな俺だが、さすがに今日は親子丼に。
 夜、「トップガン」@テレビ東京でやったので。懐かしい。誰かと見に行ったなあ。誰だっけな?
 夜中、ダイジェストの原稿。

 3月20日(金)
 完徹。で朝から吉野家。豚丼にしといた。
 午前寝て、午後起床。寝るときは雨だったが、起きtがらPカンだった。天気予報見事に的中。
 仕事をやる気がしないのでテレビの前でダラダラ。工藤公康のドキュメント見て、甲子園についてあれこれ思い出し、企画を立てたり。
 夜、吉野家。4日連続5杯目。
 WBCは日本6×2韓国。この大会だけで4度目の対戦。それにしても客が入ってない。
「シアトリカル」(大島新)。唐十郎と唐組を追ったドキュメント、と言いつつ、虚実入り混じったドキュメンタリドラマ。もっとも唐をはじめとした面々はそもそもの存在が芝居がかっているので、いわば虚も実だし、実も虚なのだ、という仕掛け。 赤松由美ちゃんはもちろん、お父さん、お母さんも出てた。なんと八丈の実家、火事に遭われていた。知らなかった。

 3月21日(土)
 起きるなり鼻水タラ〜。ここのところ鼻水止まらない。
 湘南2×1岡山@平塚。
 リアルであることと、リアルを描くことは違う。リアルなままにやると、リアルが描けないことも。

 3月22日(日)
 昼、ダイジェストの原稿。
 午後、湘南バイシクルフェスタ@平塚競輪。生憎の雨。バンクの詩想も中止。残念。
 吉野家。ついに10食分。いやあ、今週はよく食べたなあ。
 夜、プレジデントファミリーの原稿。
「憑依型と自力型があるとすれば僕は自力型。上から何かが降ってくるのを待ったりしない」境雅人@情熱大陸。
 東京マラソン特番に早崎さんが出てた。都庁職員、このメガマラソンの実現に実務的に奔走した人。

 3月23日(月)
 WBC準決勝、日本9×4アメリカで列島沸騰。やっぱり野球だな、日本は。
 わたしが子供だった頃@NHKに山崎バニラさん。かつらなしの顔、初めて見たかも。聡明な人、でもエモーショナルな人でもある。基本的に真剣で生真面目な人なのだと思う。
 ストライカーからTEL。代表戦の申請で名前を借りてたのだが、今後は難しいとのこと。協会がなんか厳しいことを言い出したらしい。何本か電話して状況を調べてみたら、各編集部で支障が出始めているらしい。この不人気時に取材申請を厳しくする意味があるのか疑問。いずれにしても今後、申請面倒になるなあ。
 黒部の太陽@CX。ちょうど開局50周年ラッシュで最近記念ドラマを各局やってるが、どれも大仰なだけでドラマとしては、うーん…なものが多かったが、これはいいドラマだった。

 3月24日(火)
 ジョグ6キロ。やっと「走れる」ようになった。
 WBC決勝、9回裏に韓国に追いつかれて延長に持ち込まれるも、10回にイチロータイムリーで日本連覇。岩隈がまた好投。ケレンミのないピッチングが気持ちいい。
 その後は、いつものように「感動をありがとう!」の大合唱。感動の表情してる人は少ないけど。浮かれ顔ばかりで。

 3月25日(水)
 札幌0×1湘南@札幌@モトロッソ。地元のサポーター、それもおばちゃん、おじちゃんたちが集って応援してる図は、なかなかよかった。微笑ましい会話の数々も悪くない。土谷さんも来てた。
 夜中、MDPの原稿。

 3月26日(木)
 川淵三郎のテープ起こし。夜、ジョグ4キロ。ゆっくり30分走。8分ペースでゆっくりだったが、左腿裏、かなり張ってる。一昨日のダメージがとれてない。痛みもある。
「28週後」(D・ボイル)。「28時間後」の28週後。凄惨な映像とドラマチックなBGM。

 3月27日(金)
 ビーチに寄って、湘南皮膚科で薬をもらって、馬入でベルマーレの練習見学。坂本とちょっと話した。
 マスコミ塾生だった佐伯さん@茅ケ崎。佐伯さんは、塾での僕の声を真剣に聞いて、真剣に受け止めて、そして真剣に考えた末に、会社を辞めてフリーランスへの道を歩み始める決断をした。無論、成功するかどうかはわからないけど、そうした決断をできた時点で、佐伯さんはたぶん成功できると僕は思っている。世の中には成功するかどうかわからないけどトライする人と、成功するかどうかわからないからトライしない人がいて、トライした人は必ずそれなりの成果を手にすることができるからだ。それに佐伯さんは一般常識と一般教養がちゃんとあり、しかも努力する能力もあり、だからもちろんすでにライターとしてもそれなりの実力がある。まず大丈夫だと思う。頑張ってほしい。何より講師を務めた僕にとっても彼のような人がいることはすごく嬉しい。

 3月28日(土)
 用賀で俊ちゃん、中山くんと合流してワールドカップ予選。日本×バーレーン@埼玉。1対0で勝利も、あらゆる意味で寒い90分。
 都内まで戻って俊ちゃん、中山くんと@デニーズ。明け方まで。

 3月29日(日)
 昨晩の「アド街」@テレビ東京、谷根千特集だったので録画してたら、秋田屋さんが上位で登場。しかも、おかみさんと並んでいなりを握っていたのはハルミちゃん。見た瞬間わかった。あんまり変わってないのでびっくりした。懐かしいなあ。
 湘南1×0仙台@平塚。これで開幕5連勝。大勝してるわけではないが、内容も悪くない。試合後、土谷さんとしゃぶしゃぶ。
 バージニア工科大の銃乱射事件で、追悼のために積まれた石は、被害者32人分の32個ではなく、33個なのだそうだ。33個目の石は加害者のために置かれたのだという。なんだかんだ言ってもアメリカの懐の深さはこういうこと。いまの日本で33個目の石を置けるかだろうか。

 3月30日(月)
 菅山かおる公開練習@鵠沼。サニーサイドが仕切ってるとはいえ、ビーチバレー転向発表の公開練習に、かなりの報道陣。かおる姫のバリューを改めて確認。ちょっとだけ話しかけてみたが、JTで会ったときと随分印象が違ったような。あとペアの産能大入学前の溝江明香さんの落ち着きぶりに感心。
「人間なんて自分の人生必死で生きてりゃそれだけで精一杯だ。他人の面倒なんてみてるヒマないはずだ。もし、そうじゃない奴がいるとしたら、よっぽどの愚か者か、自分自身じゃ夢を追えない弱虫か、やさしい人間と言われるだけが生きがいの偽善者野郎だ」@ドラゴン桜。
 森田健作、千葉県知事に。

 3月31日(火)
 ジョグ7キロ。ゆっくり1時間走。足はまったく痛みなし。