soccer

 J2第8節  湘南 3対1 水戸  @平塚    05.4.23


前半は水戸ペース。中盤のアグレッシブな守備でベルマーレを圧倒。一方ベルマーレはプレッシャーが弱く、中盤でフリーの選手からスルーパスを通される。
 24分、混戦から深津が押し込んで、水戸が先制。いかにもやれそうな時間帯だった。

 ベルマーレは攻撃が速過ぎる。ボランチの佐藤、中里から縦のロングボールをDFの背後に狙うシーンが多いのだが、一本調子になり効果的ではない。
 またサイドからの攻撃に迫力がない。サイドアタッカーが欲しい。
 それとセットプレー。重要性を意識しているようで工夫はみられた。だが、開始早々、サインプレーからチャンスをつかんだシーンでも、フリーの冨山がセンタリングをフカしてしまう。溜息。あのあたり、ココというところで凡ミスが出てしまっては勝ち残れない。

 押し込まれる局面が多いので、結果的にゴール前で相手ボールを奪ったバリシッチが、そのままドリブルで攻め上がるシーンも多くなる。うまく入れ替われてチャンスになることもあるが、要するに攻められているということ。組み立てて攻撃を仕掛けることができていないことの裏返しでもある。
 それでも40分。加藤のFKからバリシッチが決めて同点。たぶん力を入れているに違いないセットプレーが生きた。

 後半。試合は一変。ベルマーレ息を吹き返す。コンパクトなポジショニングで攻守にわたってゲームを支配する。
 45分に冨山に代わって入った永里が、いきなり右サイドを突破し、中央で加藤がきっちり決める。スピードもあって、素晴らしいゴールだった。
 63分の加藤の2点目は、左右の揺さぶりから。
 結局、2試合連続ドローの後、ベルマーレにとってはホームで大きな白星をつかんだ。


             ●
          GK16小林/6

  ●     ●       ●       ●
21冨山/5 Cバリシッチ/6.5 D白井/6  23田村/5.5
(45分30永里/6)
        ●          ●
      E中里/6     F佐藤/5
   (81分B浮気/−) 
   ●                   ●
H高田/6            Q坂本/6.5
              ●  
           24加藤/6.5
             ●
         32柿本/6
        (74分L戸田/6)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
             ●         
           N金子/6
  ●                      ●
 F秦/5.5               E小椋/6
(83分30マルキーニョ/−)
       ●           ●
     R永井/6       G関/6.5
           (75分29真行寺/−)
              ●
           M栗田/5.5
          (49分27岩舘/6)
  ●      ●        ●       ●
24吉瀬/5.5 S深津/5.5  D森/5.5 A須田/5

             ●
            @本間/5.5