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 J2第27節 湘南 1対1 水戸  @平塚  05.8.20


 立ち上がりから湘南の動きは悪くない。むしろ後半までもつのか、と心配になるほど。とりわけ吉野の積極的なプレーが目立つ。
 それでもゴールは奪えなかった。前半の前半、押していた時間帯に点がほしかった。

 後半も攻勢。だが決められないうちに、逆に失点を喫する。カウンターからDFラインの裏を突かれた。
 失点後、坂本、佐野に代えて、カシアーノ、加藤を投入。2枚代えで流れを変えようとする。
 チャンスは作れるが同じくらいピンチも招く。裏をとられるシーンが目立ち始める。
 終了間際、FKを佐藤が直接決めて同点。でも、その瞬間、小躍りする記者を見て、僕はむしろ興醒めする。なぜ喜べるのか、まったくわからない。瞬間、やっぱりここまでかな……と理由もなく思った。
 同点となった後、ロスタイムもパワープレーで攻め立てた。が、同点止まり。勝てる試合を落とした、という後悔が99%。

 7ゲートスタンドに「何も終わっちゃいない、可能背ある限り、戦い続けろ」の横断幕。

 前田監督「ゲーム内容はもちろん湘南が上。特に前半はサイドからの攻め、わかっていても抑えられなかった」
 上田監督「どうしても勝ち点3がとりたいゲームだった。最後に追いついたことは評価したい。諦めずに戦った」

 あと、この日の試合前、偶然会ったベテラン選手から監督に対する批判を聞く。控えめに口を開いてみたら、止まらなくなったという感じで、ついにはまくし立てるような口調だった。勝てない試合が続いているから、当然といえば当然だが、チーム内に不協和音や猜疑心があるということをこうしたはっきりした形で聞くのは、上田監督就任後では初めて。勝つことによって消えていく種の不満なのかどうかはいまのところ判断留保。


ゴール(アシスト)
59分 磯山(秦)
89分 佐藤(直接FK)

MAN OF THE MATCH 吉野(湘南)


                ●
          GK16小林/6.5

  ●        ●         ●         ●
E中里/6.5 Cバリシッチ/5 L戸田/6.5  22村山/6

            ●          ●
        I吉野/7     F佐藤/6.5

        ●                  ●
    N鈴木/5.5          Q坂本/5.5
   (81分28中町/―)      (62分24加藤/5.5)
             ●      ●
        32柿本/5.5   G佐野/5.5
                (62分Jカシアーノ/5)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
            ●      ●         
        J磯山/6.5  P秋田/6
                (57分I森田/6)
        ●                ●
     F秦/6.5             G関/6.5
(87分N金子/−)
          ●           ●
       M栗田/5.5     R永井/6

  ●       ●          ●         ●
32大和田/6.5 S深津/5.5  B吉本/5.5  A須田/5.5

                ●
             @本間/6

[主審]長谷忠志/5.5 [試合内容]5.5
[決定機]9:5

採点理由/
90分間を通じて攻守によく絡み、ゲームをコントロールした湘南ボランチの吉野に最高点。同点ゴールを決めた相棒の佐藤も攻撃の起点として活躍。水戸では右MFの秦が再三のチャンスメークをみせた。

試合内容/
立ち上がりから湘南がボールを支配。パスワークで水戸を圧倒し、特にサイドからの攻撃で何度もいい形を作った。しかし、先制点は押されていた水戸。後半14分、CKのカウンターから裏へ抜け出した秦のセンタリングを磯山が確実に決めた。失点後、加藤、カシアーノのアタッカーを即座に投入した湘南はロスタイムに佐藤の直接FKで同点に追いつくが、試合内容を考えれば勝ち点「2」を失った不満なリザルトに終わった。